100バガー(100倍株)を探せ! 2021年2月22日号
【今週の動画はこちら】
※ 42分間の動画となります。
1. 過去に紹介した銘柄の近況
7940 ウェーブロックホールディングス
東証1部上場
銘柄コード 銘柄 上場年
7940 ウェーブロックHD 2017年
掲載時・時価総額(億円) 現在・時価総額(億円) 2倍・時価総額(億円)
78.2 80.7 156.4
業態
プラスチック関連製品の製造・販売。壁紙・防虫網、食品トレー、金属調加飾フィルムを手掛ける持ち株会社。インテリア用品大手サンゲツの持分法適用会社
※上場年は、東証1部・2部・マザーズ・JASDAQへの上場年月日を記載しております
※ 100倍時価総額は、最小時価総額から計算を行っております。
【ポイント】
1. 2月10日(水)に壁紙事業を手掛けるウェーブロックインテリアのサンゲツへの譲渡を発表。【年間売上90億、営業利益7億円の減少となるが、今期47億円のキャッシュを手にする事となり、財務内容は大幅に改善される】事となる。インテリア事業は、今後の成長が期待出来ない事業であった為、売却で手にした資金を活用して、成長分野への投資を行って行く事となる。
2. 市場の関心は、今回の事業譲渡によって【筆頭株主のサンゲツが同社株を売却する方針】を示している事となる。現時点では、売却予定の株式に対する同社の方針は示されていないが、来期以降に株式譲渡オプションを行使する事によって、【追加で27億円のキャッシュを手にする事が出来る】為、サンゲツ保有株式の自社での買い取りは可能だと考えている。【市場に全量放出となる可能性は低い】と推測している。
3. 株式譲渡を踏まえて、同社の事業価値を再計算してみたが、割安である事は変わりないとの結論になった。5年間のフリーキャッシュフローおよび、純資産価値の50%相当額で同社の時価総額を計算した所、【143億円(株価1,294円)】までの上昇余地は充分に考えられる。残存する二つのセグメントには今後の成長余地はある為、成長ストーリーが見えてこれば、株価は上昇に転じると考えている。
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