[和訳]”海賊”ハッカーたちがディズニーからビットコインをゆすり取ろうとする一方、ディズニーは独自のブロックチェーンの開発を行う
今回は、ディズニーが開発を進めているブロックチェーン「DRAGONCHAIN」に関する2つの記事です。
早速日本語で読んでみましょう。
"海賊"ハッカーたちがディズニーからビットコインをゆすり取ろうとする一方、ディズニーは独自のブロックチェーンの開発を行う
ランサムウェアによる攻撃はいまだに蔓延っているようです。巨大なメディア企業であるディズニー・ピクチャーズは、ハッカー集団からビットコイン目的の脅迫を受けたと最近発表しました。彼らは、名前も公表されていないディズニーの次回作映画を、公式の公開日前に世間に流出させない見返りとして、ビットコインを要求してきたのだといいます。
そのハッカー集団は、巨額の支払いをビットコインで要求し、その要求に答えなかった場合には、まずは盗んだ映画の断片を5分間公開し、その後には20分のカットを流出させると脅しました。
ディズニーは最近の世界中で起こっている事件を考慮し、その脅迫を真剣に捉えたものの、しっかりとした調査をするとすぐに、その脅迫はハッカーのハッタリであることが明らかになったと、会長でCEOのBob Igerは言いました。
その匿名集団の主張を裏付けるようなセキュリティ侵害は発見されていません。言うまでもなく、ハッタリのランサムウェア詐欺に対してビットコインを送金する者など存在しません。
会長でCEOのBob Igerはこの出来事について、「私たちは彼らの話が本当だと考えていませんし、これまで何も起こっていません」と話します。
暗号通貨コミュニティに対する不安の増大
このような行動は、どう考えたところで違法です。大企業はそうした世界中のつまらない犯罪者たちよりは優秀であり、おそらく時々はかつての因果で多少の痛手を被ることはあるでしょう。しかし結局は、最近の暗号通貨を使ったランサムウェアによる脅迫は、悪化し続けるビットコインの評判をさらに落としてしまっています。暗号通貨が一般世間から受け入れられるための努力は、こうした最近の事件によってさらに停滞してしまっており、私の気がついたところでは、メディアの報道では、ビットコインがなぜビジネスと世界全体にとって害悪であるかについて、現実的ではないネガティブな根拠が指摘され続けています。
こうしたハッカーたちには、私たちがビットコインで共有している価値を認識し、ビットコインの運動において犯罪的な要素をこれ以上増やす必要はないと気がついてほしいですし、善良な多くの人々のビットコインを世間に普及させようとする努力を、結局は台無しにしてしまう脅迫行為をやめてほしいと思っています。
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