仮想通貨相場分析【2月23日】
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
ビットコイン
560万円(9%)
イーサリアム
181000円(-5%)
リップル58円(-%)
ポルカドット 3710円(30%)
バイナンスコイン 27000円(90%)
カルダノ 105円(16%)
ネム54円(40%)
ビットコインは先々週の500万円の
最高価格を更に更新し600万円を
記録しました。
上昇のスピードはかなり早いです。
ビットコイン日足チャート
ちょうどこの記事を書いている
ときに調整下落が発生しているため、
価格がその後大きく変動する可能性が
あります。
この時点ではビットコイン
は500万円を下回る
大きな調整下落となりましたが、
ちょうど安値を引いたトレンドライン
上で反発している状況です。
このトレンドラインが今後機能して
上昇継続となるか。
それともこのトレンドラインを
下に割った場合について
は480万円の抵抗ラインまで
下げる可能性があると言えます。
先週のビットコインのファンダメンタル
について解説していきます。
先週2月20日に
600万円を記録したビットコイン
この要因として
・カナダのビットコインETFが2日で430億円の
取引を記録
・マイクロストラテジーが900億円の
ビットコイン追加投資を発表
・イーロンマスクがツイッターのアイコンを
ビットコインに変更
という要因があります。
カナダのビットコインETFは
初めてのETFということで
注目が集まっています。
430億円の取引を2日で
行ったということですが、1週間で
1000億円もの買いになるのでは
という予想が出ています。
ETFは現物ではなく、株式なので、
ビットコインETFを買った場合には
運用会社がビットコインを替わりに買い付けるため
もちろん買い圧力につながる
ことになります。
またセキュリティ的にも自分で保管する
必要がない、税制が株式投資と同じなので、
現行の仮想通貨の税金より安い可能性がある
という大きなメリットが
あります。
ETFで一番注目なのは米SECの
ETFです。2021年すでに
ETFの申請がSECに対してあっていますので、
史上初めての米SECによるビットコイン
ETF承認となるか注目されます。
おそらく承認されることが
もしあればかなりの買い圧力に
なるかもしれません。
またマイクロストラテジー
ビットコイン追加投資も
かなり強気の額の900億円
400億円を上方修正して900億円として
とのこと。
2021年も機関投資家の参入に
注目が集まります。
あとイーロンマスクの
ツイッター画像がビットコインの
キャラクターに変更になりました。
1日程度でしたが、そのインパクトは
非常に話題になっています。
前回はイーロンマスク
のプロフィールに #bitcoin
の記載があったりと短期間では
ありますが、ビットコインを支持している
様子が伺えます。
以上のことを含めてビットコイン
に対してのファンダメンタルは引き続き非常に
強いと言えます。
ビットコインについて懸念事項
といえば、まだ各国の仮想通貨に
対する規制が進んでいない点です。
すべての仮想通貨ウォレットに
KYC(本人確認)を導入する必要があるかを
考えている国もありますが、あまり厳しすぎると
海外の取引所を利用する可能性もあるため、
うまく調整ができずにいる状態だと感じています。
(参考)ビットコイン600万円を記録
https://bitcoin-newstart.com/btc210221
【イーサリアム史上最高価格の
20万円を記録】
イーサリアムについては
先週最高価格の20万円を
記録しました。
2017年末のバブルの際の
最高価格が約16万円だったので、
非常に力強い上昇と言えます。
イーサリアムの高騰要因に
ついては、
・大手取引所がイーサリアムステーキングサービスを開始
・イーサリアムベースのNFTがトレンドに
なりつつある。
という2つの要因があります。
まず現在イーサリアムについては
公式のステーキングサービスが
行われています。
これは1年から2年間の
イーサリアムのロックが必要で、
年利5から8%の金利報酬が
もらえるというものです。
イーサリアムのアップグレード
イーサリアム2.0の進歩状況で
ロックがいつ解除されるかが関係しています。
米大手のコインベースが
独自にこのイーサリアムのステーキング
サービスを開始することに
なっており、取引所にイーサリアムを
おいている投資家は簡単にステーキングに
参加することができるため、イーサリアムの
ステーキング量が増えれば増えるほど売られる
イーサリアムの数が減るため価格が安定して
くる可能性があります。
コインベースでは報酬の25%の
手数料を取るということですが、
その代わりに預けたイーサリアムの量に
応じて取引できる通貨を配布することを
検討しているとのことです。それを利用して
仮想通貨を借りたりといった柔軟な対応が
できそうです。
なおロックしたイーサリアムについて
ロック解除後まで取り出すことができない
ため、別の通貨を発行することになると
思われます。
(参考)
イーサリアムの価格600万円記録
https://bitcoin-newstart.com/eth210218
【NFTについて】
最近NFTについて情報が
よく流れてくるようになりました。
NFTは仮想通貨の基盤である
ブロックチェーンを利用した所有権を
売買するものを言います。
別名「非代替性トークン」とも
行ったりします。
特に最近はデジタルのアートが高額で
取引されるなど初期投資家が
積極的に売買を行っています。
NFTとしてアートを購入した
場合、所有権はその人にあるため、
購入したアートを数年後に価値がついた
ときに売ることもできるようになります。
*中には著作権で制限されているものもあると思います。
このようにNFTについては
デジタル上でしっかりと所有権が
保証されているため、改ざんが不可能
であり、より効率的に資産を手にいれることが
可能です。
デジタルアートなどは
コピーしたり、など簡単にできますが、
キーポイントはそのアートが誰のものか
ということです。
それを証明するのがその人が
購入したNFTとなるのです。
また有名なDJのアーティスト(3LAU)
がNFTでフルアルバムをオークションとして
リリースしたりと徐々に世間に認知されて
来ているのではないかと感じてます。
NFTについては直接その作品を
買う、以外にも価値に連動したインデックス
の通貨などもあるため、投資として考える
場合については選択肢が今後増えていくと
思われます。
【アルトコインの高騰】
先週からアルトコインの上昇が
目立ってきています。
ポルカドットや
バイナンスコイン。
ネムなどの通貨です。
ポルカドットはポルカドットに関係した
プロジェクトが進んでおり
大きなファンダメンタルとなっています。
またバイナンスコインについては
バイナンスのブロックチェーンを使った
BSCのDeFiの取引高が非常に
好調であり、バイナンスコインを
プールして金利を得る動きから
バイナンスコインが買われています。
またネムについては個人的には
ファンダメンタルがちょっと
よくわかりません。
シンボルという新しい通貨の配布
ですが、昨年からずっと延期と
なっており、むしろその辺は運営側の
不信感を持つ投資家もおりマイナス要因なのに
買われて通貨の価格が上がっています。
通貨の価格が需要で上がるのか
、単に投機で上がる傾向が強いのかは
しっかりと認識しておく必要があると
感じています。
(参考)
注目のNFT HashMasks(ハッシュマスクス)とは
https://bitcoin-newstart.com/hashmasks
よろしいですか?