川崎ドルえもん流 為替天気予報|第16回 2021年4月編[川崎ドルえもん]
FX
FXにおいて時間的要素を重要視している川崎ドルえもんさんの当連載。「為替天気予報」として、統計的アプローチからの具体的なトレード戦略を教えていただきます。
※この記事は、FX攻略.com2021年5月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
かわさき・どるえもん。裁量トレードに限界を感じたことから、できるだけ精神的負担なく、楽して儲けられるシステムトレードの手法を模索。さまざまなシミュレーションを経て、グルグルトレインを完成。
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4月はポンド高に注目
今回は過去の為替相場から4月の傾向・アノマリーを探していきましょう。表①(※購入者公開部分に掲出)は、月足の数を2000年から数えたものになります。見てみると4月は、ポンドドルの陽線回数が18回と多く、ポンド円とポンドスイスフランも16回と多くなっています。特にポンドドルの18回というのは確率に直すと約85%に相当し、全ての月足天気予報のデータの中で一番高い傾向になります。このことから4月はポンドが上昇しやすい傾向があることが分かります。
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