沸騰 半導体株
株式
2021年月日(日)雨
・沸騰 半導体株 変わる勝ち組 世界を動かす黒子たち
半導体業界は空前の活況に沸く。高速通信規格「5G」が実用段階に入ったところに、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で、
物理的な接触を前提とした経済活動の姿が一変、多くのコミュニケーションがオンラインベースに置き換わった。
データセンターなどで使う半導体の需要が急増。
さらに世界的な脱・炭素の動きで、二酸化炭素(CO2)の主要な排出源である自動車の電動化が息の長いテーマとして浮上。
あらゆる危機が半導体を必要としており「需要の増加は構造的なモノ」という見方が広がっている。
・沸騰 半導体株 変わる勝ち組 世界を動かす黒子たち
半導体不足で減産に追い込まれている自動車メーカーが相次ぐ。
車や情報機器など完成品メーカーと、黒子の部品メーカである半導体企業の力関係も逆転しつつある。
半導体は金属などの導体とゴムなどの絶縁体の中間の性質を持つ。
人類は半導体の代表格であるシリコンに微細な電気回路を描き、様々な機器の頭脳として進化させてきた。
供給が不足すると価格が上がり、増産投資で供給過剰になると稼働率低下でメーカーが赤字に陥る「シリコンサイクル」も有名。
・沸騰 半導体株 変わる勝ち組 世界を動かす黒子たち
英調査会社オムディアによると、世界の半導体市場はIT(情報技術)バブル崩壊後の01年に29%のマイナス成長を記録し、
リーマン・ショック後の09年も11%縮小。
ただ市場構造の変化でサイクルが緩やかになるという見方が広まっている。
米国の主要半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は20年5割上昇。
長期金利の上昇で足元では調整しながらも、なお19年末を6割上回る。
オムディアは世界の半導体市場が22年に初めて5000億ドル(約55兆円)を超えると予想。
・沸騰 半導体株 半導体 仁義なき覇権争い
5G・EV・IoT・・・。半導体市場は新たな用途の拡大で、空前の成長期に突入。
台湾積体電路製造(TSMC)の株価は2019年末に比べて8割上昇、エヌビディアは2.3倍に。
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