仮想通貨相場分析【4月20日】
経済情報
仮想通貨実践投資メルマガ 4月20日
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
ビットコイン
600万円(-8.5%)
イーサリアム
235000円(-%)
リップル147円(-%)
ポルカドット 3800円(-15%)
バイナンスコイン 54000円(-4%)
カルダノ 132円(-4%)
ネム44円(-14%)
ユニスワップ3430円(4.7%)
ビットコインは先週650万円
から史上最高価格の700万円を
一時的に記録したあと、6月18日
から大きな下落となりました。
ビットコイン日足チャート
直近の価格600万円を
みてみると、日足チャートで
今年2月の安値から引いたトレンドラインを
下に割る価格の下落を見せています。
現在ちょうど600万円と
いう価格の節目ですが、
図のように3月の高値と4月中旬の安値
にサポートライン(水平)を引くことができ、
現在その価格で下落が反発している
ということです。
もし600万円を割れば、次の
安値である560万円付近まで
下落する可能性も見えてきています。
また、先週700万円の最高価格を
記録した際のニュースとしては
・コインベースのNASDAQ上場
・コンセンシスの資金調達
が挙げられます。
コインベースはアメリカ最大の
取引所で4月14日に
NASDAQに上場
するという歴史的な日であり
上場前日にビットコイン
が最高価格である700万円
を記録しています。
コインベースの上場日の14日の株価は
400ドル近い価格でしたが、その後
投資家の投げ売りにあい価格を330ドル
まで下げています。
ある意味洗礼ともいうのでしょうか。
コインベースの上場は仮想通貨に対して世界の金融中心地といえるウォール街がその影響力を認めたとも言えるのではないかと個人的に考えています。
またコンセンシスはイーサリアム関連
企業であり、65億円近い資金調達を
マスターカード、JPモルガンなど大手金融機関を
中心に行っています。
その影響もあり先週はイーサリアムも
同様に最高価格の27万円を記録しています。
この辺のニュースをみても
イーサリアムに追従する
バイナンスチェーン(BSC)
も影響力も最近は高まっているとは
言えますが、やはりイーサリアムのエコシステムは
今後大きく期待されるものかもしれません。
(参考)ビットコイン700万円の要因
【ビットコイン暴落の背景】
直近でビットコインが大きく下落し
日足のトレンドラインを下に割っています。
この要因については
・ビットコインの中国のハッシュレートが低下
・バイナンスでの大量入金
が原因であると一部専門家が解説をしています。
ハッシュレートはビットコインの
マイニングするときの指標で
特に中国ではビットコインのマイニングが
盛んであり、ハッシュレートが一時的に
大きく下がったことがビットコインの下落に
つながったのではという見方もあります。
ハッシュレートの一時的な
下落については停電の影響で
ビットコインのマイニングが処理できなくなった
こともあるということです。
まぁこの辺は参考程度で
いいのではないでしょうか。
あとはバイナンスでビットコインの
大量入金が確認されており、そこで
ビットコインが大量に利益確定の売り
となったという見解も出ています。
通常ビットコインが取引所から個人等のウォレット
アドレスに移された場合は価格が伸びやすい
傾向にあります。
(中長期でビットコインを保管するという動きのため)
なので今回のように取引所にビットコイン
が入金されるということは売られる可能性
が高いということもあるということです。
いずれにしても上がり続ける相場
というのはないため、どこかのタイミングで
一度仮想通貨市場も下落することも
あるとは思いますが、適度な利確や
買いのタイミングを図るなど自分の
投資に応じた柔軟な対応が求められるのでは
ないでしょうか。
この記事で以前利確のタイミングの考え方
という一つのわたしの考えを
公開(有料部分)しましたが、下落しても
精神的に耐えられるということが一つの
ポイントとして考えています。
利確は投資家の投資スタイルに大きく
影響するため、一概に決まっている
わけでもなく柔軟に対応していく必要が
あると感じています。
【イーサリアムの価値について】
イーサリアムの価格以上の価値
という内容で海外の著名なアンソニーさんが
書いた記事をわたしのサイトで
紹介させてもらいました。
最近は仮想通貨市場で
ビットコインだけでなくその他の
アルトコインも大きな上昇と
なり「買えば上がる」
といった上場で投資する人も
強気になっていると思います。
しかしながら、価格のみ注目することは
やはりギャンブル性が高いのでは
ないでしょうか。
イーサリアムについての価値
はイーサリアムを保有するコミュニティ
とともに歩んできたとアンソニーさんは
解説をしています。
イーサリアムは仮想通貨の発行や
分散性金融システム(DeFi)など
さまざまなプロジェクトの基盤と
なっています。
この辺は個人的に仮想通貨全体の
時価総額を押し上げている要因の
大きな一つではないかと感じています。
イーサリアムのコミュニティは
関連開発企業への寄付などを通じて
価格以上にイーサリアムの将来について
考える人が多い(理想主義)という
ことを記事で書いてあります。
またそのことを示す一つの指標として
イーサリアムのステーキングがあります。
これはイーサリアム2.0のアップグレードの
過程としてイーサリアムを預けることで
金利が6から8%程度
受け取れるものですが、預けるとイーサリアムの
アップグレードが終了するまで引き出すことができません。
つまり1年以上は引き出すことができないと
言われている中で、5800億円以上の
資金がステーキングされています。
そして最近では世界的大手取引所の
バイナンスやコインベースもイーサリアムの
ステーキングに対応しており、取引所に
イーサリアムを預けている保有者も簡単に
イーサリアムのステーキングに参加することができる
ようになりました。
通常は値上がりからイーサリアムを
利確したりと言ったことを考える場合は
ステーキングにあずけておくのは得策とは
言えませんが、イーサリアムの将来性を考えている
人が多いからこそのステーキングの増加につながっているのではないかと考えることができます。
今年5月には分散型金融システムである
ユニスワップのV3がリリースされることに
なっており、レイヤー2技術でこれまでの
イーサリアムの手数料が改善されると言われていて
個人的に大きく注目しています。
(参考)イーサリアムの価格以上の価値に
ついて
また直近でカナダではイーサリアムの
ETFが承認されたというニュースが
入っています。
ETFは上場投資信託と言われ、
イーサリアムの価格に連動した株です。
ETFの影響としては
・株の口座を持っている人が簡単に買える。
・株なので現物を保有する必要がない。
・税制が株の税制となり仮想通貨の税制に比べ有利になる
可能性がある(国による)
という大きな特徴があります。
カナダはビットコインETFについて
今年上場しており、かなり積極的に
仮想通貨が取引できる環境を作っている
と言えます。
【トークンセールが激戦】
資金調達を目的にトークンセールが
大手ICOサイトコインリストで
行われていますが、最近競争が
激化しています。
先週もMinaプロトコルという
プロジェクトのトークンセールがあって
参加したのですが、37000人の枠
で30万人以上が申し込むという
状況でした。
わたしは13万台だったので
買うことができませんでした。
Minaは一人辺り購入上限が
500ドル(6万円弱)と
決められており多くの投資家が参加か
しやすいようにされていましたが、
それを大きく上回る需要となりました。
購入したMinaは一定期間ロックされる
ものの、現状でトークンセール時の
価格の100倍以上をつけていると
言われています。
仮想通貨市場の時価総額の
上昇からトークンセールについても
競争が高まっているのではないでしょうか。
(参考)Minaプロトコルのトークンセールが
コインリストで開始
【仮想通貨の確定申告を終えて】
先週は確定申告の期限で、無事に
確定申告を終えました。
仮想通貨の場合は雑所得で
通常サラリーマンであれば
20万円以上の利益は
申告が必要となります。
最近の仮想通貨では
DeFiの取引が増えたことで、
インフィールドファーミングやレンディング等での
金利収入、トークンセールの参加等が増え取引履歴の作成の際でも複雑かつ取引回数の増加という傾向に
あります。
仮想通貨の取引履歴では
普通の取引所ではないユニスワップなどの
DeFiでは自分で作成する必要がある場合が
多いため、早め早めの準備が必要だと感じました。
また仮想通貨の取引については税理士に
丸投げしている人もいるかもしれませんが、
結局はそういった複雑な取引については取引した人がまとめたほうが
効率的な場合が多いのではないかと感じています。
どうぜ税理士と打ち合わせが生じ
結局はそれだけでも多くの時間を割く結果になって
いるからです。
しかしながら、税理士については仮想通貨の履歴の
最終的なチェックや経費の考え方などそのような面
では活かせるのではないでしょうか。
一番重要なのは取引した人が
その取引についてしっかりと記録に残して
損益計算のミスにつながらないようにこころがけて
置くことが重要です。
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