仮想通貨相場分析【5月18日】
仮想通貨実践投資メルマガ 5月18日
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
ビットコイン
500万円(21%)
イーサリアム
380000円(10%)
リップル165円(-%)
ポルカドット 4300円(-%)
バイナンスコイン 58000円(18%)
カルダノ 240円(10%)
ユニスワップ3800円(-10%)
ICP 22600円(-%)
ビットコインは先週の630万円
の価格から大きな調整が入り
20%下落の500万円まで落ち込みました。
ビットコイン日足チャート
チャートでは節目のラインである
500万円付近でまだ価格が踏みとどまっている
状況です。
ここをもし下に割った場合次の目標
価格(レジスタンスライン)は
440万円付近となります。
2021年12月の安値から
引いたトレンドライン(赤の斜め線)
も大きく下に割っており、
下落トレンドの開始ともとれる
チャートとなっています。
チャートパターンや
ビットコインの恐怖指数から判断して
買いポイントの一つとして
見ている投資家もいるようです。
ビットコインの下落の要因の
一つとしては、
世界的自動車メーカーのテスラが
ビットコイン支払いを停止したことです。
理由はビットコインの取引による
電力消費量が高く二酸化炭素増加
が懸念されるということ。
テスラは電気自動車の会社として
有名でその他にもソーラーパネルなども
販売しており環境問題に対しては
特に積極的に取り組んでいる会社と
言えます。
ビットコイン支払いを受付けた
場合、送金時に電力を消費するため、
それが二酸化炭素増加につながるという
ことです。
言っていることはもっともです。
ビットコインの電力消費するマイニング
については中国の割合が大きく
その多くは火力発電での石炭に頼っていると
言われています。
もしビットコインの電力消費量の電力供給が
火力でなく、水力や地熱、太陽などのクリーン
エネルギーであれば、テスラはこのまま
ビットコイン支払いを受付けたと思います。
しかしながらテスラは依然として
ビットコインを保有しています。保有する
だけなら特に電力は消費をしないからです。
仮想通貨は送金時にその処理として電力を
消費する設計となっています。
加えてテスラは仮想通貨支払いについては
依然として検討中としており、
もしかしたら他の仮想通貨が採用される
可能性もあると言えます。
(参考)テスラが環境問題を理由にビットコイン支払い停止
https://bitcoin-newstart.com/tesla210514
【環境に優しい仮想通貨が
値上がりするのか?】
今回テスラのビットコイン決済中止で
注目を集めた電力消費量
では環境に優しい仮想通貨が
使われていくのか?
ビットコインは初期に作られた
仮想通貨としてPOWという
仕組みが導入されており、取引の
際に電力をある程度大きく消費する
設計となっています。
それと比べてあとに開発された
ライトコインはPOWではあるものの
電力消費量が少ない設計となっています。
そしてPOSという仕組みになると
更に電力消費量は減っていくことに
なります。
イーサリアムは現在POWですが、
将来的にPOSになっていくことに
なります。
現状では非常に沢山の仮想通貨
がありますが、あとからできた通貨で
電力消費量がビットコインより少ない
通貨はたくさんあります。
ですが、仮想通貨が将来的に
投資として需要があるものは必ずしも
消費電力だけではなく、その通貨の
プロジェクトやビットコインのように
価値の保存手段として優れているか
という視点です。
ツイッターのCEOで、決済会社スクエアの
CEOでもジャック・ドーシーはビットコインの
消費電力に対して、電力供給を将来的にクリーン
エネルギーを2030年までに100%にしたいと
発表しています。
今後仮想通貨市場が普及するとして電力については
再生可能なエネルギーが焦点になるのは
間違いないかと思います。でもそれは仮想通貨
に限ったことではなく、あらゆる産業で必要と
されることなのです。
(参考)地球環境に優しい仮想通貨とは?
https://bitcoin-newstart.com/bitcoin-co2
東南アジア最大手DBS銀行は14日、機関投資家向けの暗号資産(仮想通貨)信託サービスのローンチを発表した。銀行が仮想通貨関連の投資信託を発行する事例はアジア初となる。
発表された信託サービスの対象銘柄はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、XRP(リップル)の4種
(コインポスト)
DBSはシンガポールにある銀行ですが、
日本でいうと三菱USJ銀行くらいの大手メガバンク
です。
今回は投資信託なので、仮想通貨の価格に連動した
株ということになります。
選ばれた4柄ですが、ビットコインキャッシュ
、リップルはちょっと時代遅れ感が大きいですが、
おそらく以前から決まっていたのでしょう。
ビットコインキャッシュについては目立ったニュースも
なく、リップルについても依然としてSECから提訴
されている状況です。
このように東南アジア最大手の銀行が
仮想通貨を取り扱うインパクトは非常に大きく
このような流れが進んでいくと
更に仮想通貨の取引が日常的になっていくと思います。
あとはビットコインETFが米SECから
承認されることが大きなファンダですが、
これまで以上に可能性は高まっている
ところはありますが、
まだ承認されるかははっきりしないと状況と言えます。
よろしいですか?