6.1 RBA中銀はNZに続きテーパリングをしてくるのかどうかを考察
FX
※当記事は売買タイミングを指示、または推奨するものではありません。
ご自身での投資判断をお願いいたします。
※書き忘れがあったので一番下部に追記
急加速するワクチン接種と投資の加速は英米欧州の株式相場、そして通貨高へと反映されてくる。
ドル円相場が110円をつけたことで年内に112円等の視点が囁かれ始めているが筆者は現在においては今年年初からの流れに沿ってワクチン接種と供に円買いが進むとのビューを持っている。
今現在、加速しているもののまだ万全とは言えない状況なので先行的に日経平均に代表される株式相場にアーリーアダプター的資金が入ってきているのは見えるが為替相場には反映されていない。
この流れに関しては別に無理のある考え方ではなく、経済が停滞しているから円以外に逃避していたのが国内から見てもそうだし、海外から投資が入ってくるわけもなく円売りコンセンサスとして現れていた。
理由は単純で円が使われないので当たり前の行動になる。
しかし6月以降も同様に続くのかと考えると逆回転する可能性が高いのではないか?と見ている。
日本経済は感染が抑え込まれてくれば当然内需が回り出してくる。
漠然とでもいいが、これは誰でも想定出来る事象で内需があがってくるなら当然投資が入ってくる流れになる。
このところ日経が底堅いのもそのあたりに現れている。
売り越しを続けていた海外投資家も日本株の買い戻しや、その他投資的エッジが出てくるタイミングがまさに今なので、円を買って日本に投資してくるという流れが一つ。
逃げていた円を海外から国内に戻すレパトリ的な国内勢の動きも一つ。
リスクオンの円買いという流れもありうる視点は頭に置いておきたい。
昨日も少し触れたがこれを念頭に6月の相場に臨みたい。
軟調推移してきた日経平均もやはりこの水準は押し目買いが入ったようだ。
まだ内需が回っていないのもあり底堅さも盤石ではないため海外株の動向には左右されやすい日経平均は28800から買い戻しが入ったもののNY先物の軟調さに引きずられるように買いが続かず値を下げてきている。
昨日の記事ですがロンドンフィックスに絡みドル売り加速からユーロドルジャンプ
お手本のようなテクニカルチャートを形成して上昇しています。
金曜日のPCEデフレータ発表後に書いた記事のメインシナリオに沿った動きで、月末のドル買いは忘れ、元のトレンドに戻るといった視点で対ドルはこれからも立ち回っていきたいところ。
以下本日のドル円、ユーロドル、日経、豪ドルRBAの政策金利決定会合の見所と分析記事
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