6.7 テーパリング懸念後退、指標を織り込む動きを取りにいく月
※ 当記事は売買タイミングを指示、または推奨するものではありません。
ご自身での投資判断をお願いいたします。
本日の記事は
1.雇用統計後の反応
2.先週出たニュースとその受け止め方
3.今週の焦点
4.株式相場動向(日経平均)
5.チャート分析(ドル円、ユーロドル、ポンド円、カナダドル円)
雇用統計後の反応
先週末発表された雇用統計は予想67.5万人に対して結果55.9万人と発表されました。
ADP雇用統計発表前からドル売りポジションの解消で雇用統計良好を期待した織り込む動きが続いていたが発表から巻き戻し。
テーパリングを懸念したドル買いの動きは後退し、次のFOMCへ向けた動きへとマーケットの目線は向いています。
雇用統計前に「雇用統計について会見を予定」とバイデン大統領から発表があった割に肩透かしの結果だったかなと思います。
失業率は6.1%から5.8%へ改善。
2020年1月頃のコロナ禍直前は3.5%程度だったため着々と失業率は改善へと進んでいますが、テーパリングの開始基準一つとして筆者は”コロナ禍前の水準を回復すること”と置いており、一歩近づいたもののまだ道のりは遠い。
雇用統計前に出した 記事 に書いた流れ
” 結果が予想を下回り前月同様の水準か、予想通りだった場合
よろしいですか?