「すべてがFXになる」の誰にも言えない週足トレード Vol.001
fx-onの「投資ナビ+」を使った連載第1回目です。
投資ナビ+は「有料連載でも1回目はすべて無料公開となります」ということなので、今号では本連載の方向性について書いていきたいと思います。
▼「手法」について
本連載で公開する手法は、タイトルにもあるように「週足を使ったトレード」です。私が相場を見て翌週の月曜日にとるポジションを日曜日に公開します。
取引に使う通貨ペアはその都度異なります。1通貨ペアしか取引しないときもあれば、5通貨ペア以上取引する場合もあります。そのときの相場状況によっては取引しない週もあります。
「順張り」と「逆張り」を組み合わせたポートフォリオを作るため、比較的安全にトレードすることが可能です(「絶対に負けない」という意味ではありません)。
▼「週足トレード」の取引の流れ
週足トレードの流れは以下のようになります。
1. 月曜日の◯時(もしくは価格)にポジションをとる(同時にストップロスも入れる)
2. 金曜日の◯時(もしくは価格)にポジションを閉じる(勝っても負けても決済する)
これ以上ないほど単純です。普段、自動売買をしている私もこの手法だけは手動でエントリーをしています(自動売買も週に一度はメンテナンスが必要のため工数が変わらないのです)。
日曜日の時点で分かるので、手動でエントリーしてもOK、「指定時間」にエントリーできるように注文を出しておいてもOKです(私は「指定時間」で注文を出しています)。
※これは「売買指示」や「シグナル配信」ではありませんのでご注意ください。あくまで私がとるポジションをお伝えする形になります。最終的にはご自身の判断でおこなってください。
▼「取引通貨ペア」について
使用する通貨ペアはドルストレートやクロス円を中心にしています。
FX会社の指定も特にありません。使い慣れた環境でトレードしましょう。
▼「週足トレード」を運用するのに必要な証拠金について
運用資金は10万円(1000通貨/0.01ロット)以上を推奨します。
▼「資金管理」について
結論から書くと「資金管理」を把握しておくのをオススメします。資金管理のことを知らなくてもトレードできますが、資金管理を使えば損益pipsがマイナスであっても損益金額はプラスにすることが可能です。
▼週足トレードの運用成績
この手法は、2012年から私が実際に運用している手法です。
2012年1月から2017年7月までの成績は+32,347pipsです。
2017年1月から7月までの成績は+12,381pipsです。ドローダウンが訪れる時期が異なるため、年間の成績は異なりますが、実運用を開始してから年間でマイナスになったことはありません。
・勝率:48.6%
・平均勝ち:+839.6pips
・平均負け:-580.1pips
・最大勝ち:+13,491pips
・最大負け:-2,932pips
・PF:1.37
・PR:1.45
勝率が48.6%の場合、PR(損益率)が1.06以上あるとトレードの優位性があることになります。
▼「すべてがFXになる」のトレードに向いている人
・トレードを淡々と行える人
・勝率50%でもトレードができる人
・勝っても負けても1年間単位で考えられる人
・1年後に資金を増やしたい人
▼「すべてがFXになる」のトレードに向いていない人
・トレードに興奮を求める人
・勝率は80%以上じゃないとトレードできない人
・高い勝率を求める人
・今すぐに資金を増やしたい人
▼購読料について
「すべてがFXになる」の誰にも言えない週足トレードは、購読者数が増えるにつれて購読料を上げていく方向をとります。これには2つの目的があります。
1つは、相場と同じようにリスクを負って参加した人にメリットをもたらすためです。実績が分からない、画面の向こう側にいる人が分からない(本連載では人物像が分かるように努めます)にもかかわらず、リスクを負って参加された方にはメリットが生じるようにしたいと考えています。
もう1つは、「相場の手法」という特性によるものです。本連載に書く内容は、私が実際のトレーディングで使っている手法になります。不用意に参加人数が増えると「良いことばかりではない」と考えているので、段階的に購読料を上げていく予定です。
※値上げがあった場合でも、購読者は契約終了まで「購入時の価格」で購読できます。
▼おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
FXの手法はひとつではありません。「週足トレード」は、手法に悩んでいる方はもちろん、今お使いの手法と組み合わせることで、よりいっそうの効果が期待できます。
このレポートが、勝率に振り回されないトレードをはじめるきっかけになれば幸いです。
※この記事は「質問」等があったときなどに追記をします。
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