「すべてがFXになる」の誰にも言えない週足トレード Vol.002
この「投資ナビ+」は、資金管理を考える「すべてがFXになる」が毎週日曜日にお届けするレポートです。
FX相場に限らないお金のこと、私が実際に持つ週足ポジションを限られた皆様にお届けしたいと思います。
――――――――――――――――――――――――――――
▼目次
―1. 近況
―2. 世界の金融
―3. 誰にも言えない週足トレード
―4. 来週のポジション
――――――――――――――――――――――――――――
【PR】資金管理を使ってFXの負けを勝ちに変える
FXで疎かにされがちな「資金管理」を重視したトレード術。
勝率や手法に振り回されないトレードが可能になります。
▼1. 近況
――――――――――――――――――――――――――――
主筆「すべてがFXになる」は、月の約半分ごとに国内と海外を移動しております。今、どの都市にいて、なにを見ているのか、国内ではどのような人と会って仕事をしてきたのかをお知らせしたいと思います。
――――――――――――――――――――――――――――
いよいよ「投資ナビ+」の連載がはじまりました。
この先、結果がいいのか悪いのか、結果は来年あたり判明するのでしょう。
購読料について、初回の連載にも関わらず奇特な読者様たちが多数いらっしゃいました。そのため、今月または来月に購読料の値上げを予定しております。値上げ後も契約時の価格で購読することができます。
さて、今週はクアラルンプールにいます。2016年9月「Web関連の仕事が多いために自サイトの更新を休む」と宣言してから約1年、ふたたび戻ってきました(相場を退場したわけではありません)。
FXをするにしても、Webサイトを運営するにしても、またクライアントの仕事をするにしてもほぼオンラインで完結できることもあり、現在は月の約半分は海外に滞在する生活をしています。
ということでクアラルンプール(マレーシア)です。マレーシアというと東南アジアの一国で「ジャングルに覆われた国」を想像しがちですが、首都クアラルンプールはKLCCで知られるように都会です。
Airbnbを使えば1日3,000円ほどで高層レジデンスの部屋に泊まることができ、UberやGrabなどによるカーシェアリングも当たり前のように普及しています。
最近ではシンガポール発のバイクシェアリング「obike」も街で見かけるなど、気づけばアジア随一の先進国であったはずの日本の鎖国を感じずにはいられません。
利権によってがんじがらめになった日本では、民泊の規制をしたり、タクシーの相乗り実験をはじめたりと、世界のシェアリングエコノミーの流れから2周くらい遅れてしまっているのが現実です。
Airbnbをはじめとした民泊は「年間180日」という規制するものの、事実上解禁されるため、「民泊営業」のほか、「清掃」や「民泊コンサルティング」など周辺事業が活性化すると思われます。
▼2. 世界の金融
――――――――――――――――――――――――――――
FXをやっている人の多くは、ファンダメンタルズやテクニカル分析の研究に時間を費やします。
しかし、皮肉なことにFX参加者の約9割は損失を出し、その多くは退場してしまうのが現実です。
このコーナーでは、それらと距離をおきながら、世界の金融について考えていきたいと思います。
――――――――――――――――――――――――――――
いきなりですが、私はFX相場のニュースを元にトレードすることはありません。過去のチャートを検証したシステムトレードを行っているからです。
これは向き不向きの問題なので、「丁半どっち!?」切った張ったな世界が得意な方は、それをやれば良いと思っています(誰にも強制できることではありません)。
ただ、「ニュースを参考にしない」のと「世界経済を知らない」は別問題です。仕事をする上で世界経済の流れはとても重要になります。
また、政策金利などのファンダメンタルズ要因は、スイングトレードなど比較的長い期間ポジションを保有する手法を考える上で大きな影響を与えます。
ということで、「最低限の経済は押さえておこう」というのが私のスタンスです。
さて、先週のFX相場は、なんといってもドル円相場が107円台まで下落したことが話題でした。2017年4月に付けた安値108.12円あたりを突き抜けたので、この先どうなるか楽しみなところです。
この値動きの要因のひとつは誰もが知る「北朝鮮情勢」。ミサイルが話題になる度に相場が大きく動くので、スキャルピングなどノイズに振り回されやすい手法をメインにしている人は、注意が必要です。
もうひとつ気になるのが「ビットコイン」などの暗号通貨(仮想通貨)です。「長期的に値上がりをしている」「バブっている」という情報が多いため、投機目的で手を出している方も多いのではないでしょうか。
ただし、「ゴールドラッシュにはツルハシを売れ」という言葉が表すように、それらの情報(ツルハシ)に振り回されて安易に手を出すのは、あまりに危険だと考えています。
YouTuberのVALUでも話題になったICO(Initial Coin Offering)など、ゴリゴリのインサイダーがまかり通る世界に丸腰で臨むのは、相手からしたら「鴨が葱を背負ってくる」のと同じです。
VALUから分かるように「相場のみで儲けよう」と考えるのではなく、自分の価値を上げられるように「スキルを上げる」「レアキャラになる」のが、お金を増やす近道なのかもしれません。
▼3. 誰にも言えない週足トレード
――――――――――――――――――――――――――――
順張りと逆張りのポートフォリオに資金管理もフル活用した「誰にも言えない週足トレード」。
2012年運用開始以降、これまで年間負けなし、総利益+30,000pips以上を獲得してきました。
勝率48%でも利益が出る秘訣は何なのか。ここでは今週のトレードの成績を紹介します。
――――――――――――――――――――――――――――
Vol.001では手法の概要をお伝えしたのみなので、参考までに先週の成績も記載します。
・先週の成績:+481pips
・今週の成績:-926pips
・これまでの成績:+31,772pips
【週足トレードの成績】
・勝率:48.6%
・平均勝ち:+839.6pips
・平均負け:-580.1pips
・最大勝ち:+13,491pips
・最大負け:-2,932pips
・PF:1.37
・PR:1.45
この手法の勝率は48%です。「体感確率」では40%程度に感じるため、「勝率が80%以上ないとイヤだ」という方にはオススメしません。長期的な利益を考えられる方にオススメの手法となります。
よろしいですか?