ミシガン大学消費者態度指数の低下は大きなインパクト
経済情報
8月のミシガン大学消費者態度指数(速報値)は70.2と前月より劇的な11.0ポイント低下⇒米金利低下⇒円高&日本株安
ミシガン大学消費者態度指数が10ポイントも低下するなど、過去に数度しかない。
デルタ型新型コロナウイルスの脅威の長期化懸念が高まった。
ワクチン接種にもかかわらず対人サービスや旅行の需要が抑制される懸念が高まったということだ。
ミシガン大学消費者態度指数:米国の消費者マインドを示す指標。ミシガン大学消費者信頼感指数とも言う。ミシガン大学がアンケート調査を実施し、毎月300人を対象とした速報値、500人を対象とした確報値を発表される。
調査対象人数が少ないこと、消費者マインドと言うが株価の動きに左右されやすいこと、
以前FRBのメンバーに聞いたら「FRBは重視していない」とのことで、私も全く気にしていないデータだったが、今回の劇的な下落には、さすがに市場も驚いたようだ。
それでも、消費者は移り気だ。数ヶ月のうちに消費者はデルタ型にも慣れ、勝手に楽観的になる可能性が高い。FRBはこんなものにかまっていられないと考えているだろう。
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