日本のGDP停滞続く
経済情報
「実質GDP前期比成長率はプラスに」とかなんとか細かいことを言っていても、しようがない。アベノミクスは失敗し、そこへ消費増税、新型コロナウイルスのパンデミックで経済は完全に停滞してしまっている。
スガノミクスはわけがわからず、「GoTO何とやら」の小手先の対策も失敗。自分のアイデアの(欠陥制度である)ふるさと納税にこだわったり、大局的な政策が全くない。エコノミストのアドバイスは聞いているのかいないのか? 聞く力がないのではないかとも思う。
こんなことでいいのだろうか? 先行きが思いやられる。
企業は、国内経済はあてにしていない。海外に進出し、株価は海外経済(主に米中経済)に依存する。その意味で、こんな悲惨な国内経済数値でも、株価は悲観的になることはない。但し、米国経済のデータや中国経済のデータには反応する。
日本経済の問題は家計消費が冴えないことだ。どうなっているのだろう?
雇用者報酬とも大きくかけ離れてしまった。
所得(雇用者報酬)が伸びなければ、消費も伸びにくいが、経済が停滞すると、所得の伸びも期待しづらい。所得が伸びなければ消費も伸びず、経済の拡大も難しい。これを好循環に持っていくのが政治であるが、菅首相にはそういう概念はないようだ。
付録
やはり、GDPの半分以上を占める消費が拡大しないと、経済が成長するのは難しい。
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