川崎ドルえもん流為替天気予報｜第27回 2021年9月20日～編

FXにおいて時間的要素を重要視している川崎ドルえもんさんの当連載。「為替天気予報」として、統計的アプローチからの具体的なトレード戦略を教えていただきます。

川崎ドルえもんさんプロフィール

かわさき・どるえもん。裁量トレードに限界を感じたことから、できるだけ精神的負担なく、楽して儲けられるシステムトレードの手法を模索。さまざまなシミュレーションを経て、グルグルトレインを完成。

【目次】

こんにちは！川崎ドルえもんです。
為替天気予報は、過去の為替相場からデータを取って、その月日のアノマリーを算出したものになります。
今回は、9月20日～10月1日までの為替の傾向を紹介していきましょう！

1.月足天気予報

過去の月足の回数を見てみると、9月は目立った傾向・アノマリーは出ていませんでした。

2.週足天気予報

それでは、次に週足のデータを見ていきましょう。
下の表は、過去の9月20日から9月24日までの週足から、陽線確率を算出したものになります。

見てみると、ユーロ円の陽線確率が31％、ポンド円は28％、NZドル円は35％、カナダドル円は27％、豪ドル米ドルは30％、NZドル米ドルは32％、豪ドルスイスフランは34％、メキシコペソ円は21％と低く、ユーロ豪ドルは35％と高くなっています。

次に9月の最終週の週足統計データを見てみると、ユーロ豪ドルの陽線確率が35％、ポンドNZドルは28％、一方で豪ドルスイスフランは67％、NZドルスイスフランは72％となっています。

次は、9月20日から10月1日までの日足の統計データ（※購入者公開部分に掲出）を見ていきましょう。