「すべてがFXになる」の誰にも言えない週足トレード Vol.006
この「投資ナビ+」は、資金管理を考える「すべてがFXになる」が毎週日曜日にお届けするレポートです。
FX相場に限らないお金のこと、私が実際に持つ週足ポジションを限られた皆様にお届けしたいと思います。
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▼目次
―1. 近況
―2. 世界の金融
―3. 誰にも言えない週足トレード
―4. Q&A
―5. 来週のポジション
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FXで疎かにされがちな「資金管理」を重視したトレード術。
勝率や手法に振り回されないトレードが可能になります。
▼1. 近況
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主筆「すべてがFXになる」は、月の約半分ごとに国内と海外を移動しております。今、どの都市にいて、なにを見ているのか、国内ではどのような人と会って仕事をしてきたのかをお知らせしたいと思います。
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今週は、ホーチミンにいます。
社会主義であるベトナムは、Apple SIM(180以上の国に対応している)が内蔵してあるiPad Proを持っていても、そのままではインターネットに接続することはできません。
他にはキューバや北朝鮮なども同様です(ラオスは大丈夫)。
空港でプリペイドSIMをiPadなりの端末に挿してインターネット接続します。
ホーチミン(旧サイゴン)にあるタンソンニャット国際空港を一歩外に出ると観光客の洗礼、ぼったくりを企てるタクシーやUberのドライバーにひっきりなしに声をかけられ続けます。
「(Uberを)手配したから大丈夫」と言っても、「自分がそのUberのドライバーだ」と平気でウソをつく人もちらほら。
「じゃあナンバーを見せてください」と言っても「大丈夫、大丈夫」となんとかぼったくろうと必死です(僕は顔立ちがやわらかいのでカモに狙われやすい)。
こういう人たちは「これからもずっとウソをついて生計を立てるのだろうか」と思うと切なくなるものですが、貧困と犯罪が比例するのは紛れもない事実です。
このようなことを書くとイメージが悪くなってしまいますが、ホーチミン市街地に出れば雑多な異国情緒あふれる街並みを味わうことができます(成田空港近くは芋っぽいけど、新宿に出れば都会なのと同じです)。
都会もなにもシェアリングエコノミーの普及は日本と比較になりません。Airbnbは当たり前のように普及しており、Uberのドライバーもガンガンいます。
バイクが多いベトナムだけあって「UberMOTO」という形態(おそらくUberのバイクバージョン)
があるのも興味深いところです(乗ったことはありません)。
▼2. 世界の金融
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FXをやっている人の多くは、ファンダメンタルズやテクニカル分析の研究に時間を費やします。
しかし、皮肉なことにFX参加者の約9割は損失を出し、その多くは退場してしまうのが現実です。
このコーナーでは、それらと距離をおきながら、世界の金融について考えていきたいと思います。
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今週は、米・雇用統計がありました。
失業率の低下や追加利上げ観測が強まり、ドル円相場は「買い」で反応。一時113円台まで上昇する場面もありました。
しかし、「北朝鮮が週末にミサイル発射実験を計画している」噂が流れると、リスク回避の流れが強まり、1ドル112円台半ばまで下落しました。
雇用統計の色をかき消してしまう北朝鮮情勢がスゴいですね…。
また、最近はビットコインなどの暗号通貨のニュースを聞かない週はありません。
「詐欺だ」「いや詐欺ではない」「バブルだ」といったものが目立ちます。
これらを投機商品として見るのも良いですが(「買い」目線だけでは今後生き残れないと思うけど)、ブロックチェーン技術のひとつとしてWebサービスに活用するのも面白そうです。
現に今もっともビットコインが使われているのは「ダークウェブ」と呼ばれるものです。その匿名性の高さから違法性の高いものを取引するときにビットコインが多く使われています。
私がそうというわけではありませんが、日本を見ていてもビットコインで決済が推奨されるものもチラホラ出てきました…。国が面白がらないのも分からないではありません。
▼3. 誰にも言えない週足トレード
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順張りと逆張りのポートフォリオに資金管理もフル活用した「誰にも言えない週足トレード」。
2012年運用開始以降、これまで年間負けなし、総利益+30,000pips以上を獲得してきました。
勝率48%でも利益が出る秘訣は何なのか。ここでは今週のトレードの成績を紹介します。
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・今週の成績:-531pips
・これまでの成績:+29,799pips
【週足トレードの成績】
・勝率:48.6%
・平均勝ち:+839.6pips
・平均負け:-580.1pips
・最大勝ち:+13,491pips
・最大負け:-2,932pips
・PF:1.37
・PR:1.45
「誰にも言えない週足トレード」は、1時間足、日足、週足、トレンドから優位性のあるポジションを取ります。ただ、その本質はトレードそのものより資金管理にあるといっても過言ではありません。
この手法の勝率は48%です。「体感確率」では40%程度に感じるため、「勝率が80%以上ないとイヤ」という方にはオススメできません。長期的な利益を考えられる方を対象にしています。
▼4. Q&A
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投資ナビ+について質問をいただいたので、回答します。
購読者様の質問は随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。
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Q. お世話になります。
以前からブログを拝見しておりまして、投資ナビ+を購読させて頂きました。
記事を読んでいて感じた点ですが、ポジション公開されるのはいいのですが
どういった根拠で通貨ペアを選んでいるのか、ポジションサイズを調整しているのかを書いて
いただかないと何の参考にもならないように思いました。
それとも資金管理についての商材に絡むような内容になってしまうので書けない感じでしょうか?
個人的に資金管理を使ってFXの負けを勝ちに変えるについても興味はあるものの、とりあえず
投資ナビ+で様子を見てみようというスタンスで購読しているので有意義な内容を書いていただければ有難く思う次第です。
A. 通貨ペアとポジションサイズは、検証の結果から優位性のあるものを採用しています。通貨ペアは順張りと逆張りのポートフォリオを組んでいます。ポジションサイズについてはボラティリティを考慮しています。
「資金管理〜」に絡んで書けないことは特にないのですが、私の場合、資金管理ありきでトレードを行っているため、どちらかというと「どのようなポジションを持っているか」より、「どのような資金管理を行っているか」に常に重点を置いています。
相場はとても難しいものだと思います。多くの人に支持されるモノがある反面、相場の多数派は損失を出してしまうからです。私自身、「自分が正しい」と声を大きく上げるつもりはなく(他人の考えを変えたところでメリットはない)、ただ自分と似た方向の人にきっかけを与えることができればと考えております。
よろしいですか?