『RCI3本ライン+mBDSR』売りの根拠について考える~1時間足レベル戻り売りの例(2)
※本記事は、ゴゴジャンブログ終了に伴い、2020年7月25日のブログ記事を投資ナビ+に移植したものです。
RCIとの組み合わせで威力を発揮するインジケーター【BODSOR・mBDSR】
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/11836
※RCI3本ラインを用いて押し目買いや戻り売りを行う際のエントリーの精度を高めるために開発されたインジケーター
昨日(2020年7月24日)のドル円の場合を例にとり、「売りの根拠」について少し書いてみようと思います。
『RCI3本ライン+mBDSR』の有効活用を考える上で非常に重要であると思います。
ドル円 4時間足
下段:RCI3本ライン(RCI9, RCI26, RCI52)
昨日はRCI3本ラインがそろって下降の形をしており、とても弱い形をしていました。
次に、下位足の1時間足を見てみます。
ドル円 1時間足
下段:RCI3本ライン(RCI9, RCI26, RCI52)
1時間足を見てみると、RCI3本ラインのうちRCI9のみが明確に上昇している場面がありました。
〇上位足である4時間足がとても弱い形を維持していること
〇1時間足でRCI9が反転下降すると、再度RCI3本そろって下降のとても弱い形になる可能性があること
上の2つを考えるとまずは1時間足レベルで戻り売りを考えてもおかしくない場面ということが言えるかもしれません。
ここで、上のチャートで白の楕円で囲ったあたりの挙動を、さらに下位足である5分足を見てみることにします。
ドル円 5分足
上段:mBDSRのサイン(フィルター:RCI26, RCI52),直近高値を示すライン
下段:RCI3本ライン(RCI9, RCI26, RCI52)
5分足を見てみると、直近高値までぎりぎり届かず反落。その後の戻りでmBDSRの戻り売りサインが点灯しています。そして、戻り売りサイン点灯直後から4連続陰線となっておりプライスは順調に下降しています。
このケースでは...
〇4時間足がとても弱い形をしている
〇1時間足レベルで戻り売りを狙ってもおかしくない形をしている
〇5分足レベルで直近高値に届かず反落している
といった条件が重なっており、ただ単にmBDSRの戻り売りサインが点灯した場合より「売りの根拠」が複数重なっていると言えるのではないでしょうか。
本インジケーターは発売開始から3年以上経過していますが、今までも『RCI3本ライン+mBDSR』の有効活用を考える上で参考になりそうなことは、時折、特典PDFにまとめております。現時点(2020年7月25日時点)で特典PDFの数は13個となっております。
※本記事中で紹介しているチャートには、説明の便宜上、円や直線や四角などを書き加えている場合がありますのでご了承ください。
RCIとの組み合わせで威力を発揮するインジケーター【BODSOR・mBDSR】
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/11836
※RCI3本ラインを用いて押し目買いや戻り売りを行う際のエントリーの精度を高めるために開発されたインジケーター
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