[和訳]ICOホワイトペーパーの書き方に良し悪しはあるのでしょうか?
ICO、いろいろ乱立しまくっていますね。去年は比較的平和で、新しい案件がでたらのんびり調べる余裕があったのですが、もう今ではムリです。タイトルさえも聞いたことのないICOがすでに終わってローンチしてるなんてのもたまに。
中には興味を引き付けてお金を出させることに重点が置かれたようなものがあり、そういうものは「ホワイトペーパー芸」と呼ばれるようになってきました(笑)
今回の和訳記事はホワイトペーパーの良し悪しについて。早速読んでみましょう。
ICOホワイトペーパーの書き方に良し悪しはあるのでしょうか?
私はブロックチェーン業界で初めて読んだホワイトペーパーを忘れることはないでしょう(どのホワイトペーパーかを当てたところで何も賞品はありません)もちろんビットコインのホワイトペーパーに決まっています!私は気が引けてしまって読むのを後回しにしていました。最初の9ページはまるでヒエログリフのように難解だったのです。最終的には私は苦痛をこらえて、娘が生まれた2014年9月に4週間の休みを取って、心の準備をしてからそのホワイトペーパーを読むことにしました。
もちろん、妻の手助けもしましたよ。最初の9ページを読むのには2時間しかかかりませんでしたが、それを理解するのには2カ月かかりました。私には自分の読んでいる言語は理解できても、読んでいる内容は理解できませんでした。
その3年後に、自分が週に2~3件のホワイトペーパーを読むことになるとは思いもしませんでした。
ホワイトペーパーは誰でも読むことができ、最近ではその長さは平均で10~30ページほどとなっていますが、様々な形式と分量が存在します。
・Siacoin、IOTA、Augurのような概略的なホワイトペーパーには、従来型の学術的なコラムが1つや2つ含まれています。そうしたホワイトペーパーの特徴は多くの数学的要素を含んでいることと、白黒だということです。
・Storjは少し冒険をして、従来型の学術論文に色を加えました。とはいえ、それはダイアグラムを色付けをしただけに過ぎませんでした。
・Humaniqはこの路線を拡大し、カラーの世界地図と、グラフィックのような空想的な挿絵を加えました。また、彼らは色付きの文字と、信じられないかもしれませんが、目次も導入したのです。
カラーのホワイトペーパーは、カラーテレビと同様に、主流になっていきました
・StatusやLA Tokenなどのグラフィックを含むホワイトペーパーは、専用のカラー表紙を用意するようになりました。LA TokenはStatusと比べると、1つ上のレベルにありました。棒グラフと共に、様々な色の様々なフォントサイズが使われており、さらに信じがたいことかもしれませんが、チームメンバーの紹介も行ったのです!・その後CivicやMonacoのような「マーケティングパンフレット」型のホワイトペーパーが誕生しました。特にMonacoについて言えることですが、こうしたプロジェクトはいくつかの新しいイメージを持ち込みました。それは美しく魅力的で、読者との感情的なつながりを作り出そうとしていました。残念なことに、そうしたイメージは無意味なもので、「ホワイトペーパー」を実際以上に大きなものに見せただけでした。
誰もがトークンセールの規格や諸条件と共に、bitcointalk上でのホワイトペーパーのエッセンスを踏襲しました。
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