仮想通貨➡︎中央集権型社会から分散型社会へ
このタイトルについては、仮想通貨の技術にであるブロックチェーンについて
大きく影響する言葉になります。
しかし聞きなれない言葉であればなかなかイメージできない方もいらっしゃるかもしれません。
以前別の記事で書いているブロックチェーンシステム。このことが分散型社会へ導くシステムになります。
TEDTalks(テッドトーク)という番組を皆さんはご存知でしょうか?
このテッドトークで数学者のチャールスホスキンソンがその分散型社会についてプレゼンをしています。
タイトルのdecentralised とは分散型という意味です。
【なぜ分散型社会へ求められるのか】
そのプレゼンの中では先進国に住む人と、発展途上国に住む人の生活を対比させて、現状と発展途上国に住む人の生活をより良くする方法を説明してくれています。
銀行を使った送金では先進国に送るのも現在でも手数料が国内送金に比べて高く、発展途上国になると30%〜40%もの手数料を取る銀行もあるのです。
このやりとりで銀行は管理者として『中央集権的な立場』になっています。
銀行が手数料を決めることができるし、もしかしたら私たちユーザーの知らないところでデータを改ざんするかも知れません。
基本的に競争が働かないところでは、管理者は独占的に高額な手数料を設定します。
ちなみに国外送金は手数料が高いのですが、そんなに銀行はやることがあるのでしょうか?
データ上のやりとりだけの気がしますが。
それに休日のATM手数料。
あれはかなりひどいです。
なぜなら1000万円預金して1年間で得られる利子が休日にATMで1回お金を引き出した時の手数料で一気に吹っ飛ぶからです。
もはや預金する意味があるのでしょうか?。。。
分散型社会とは、公平性・透明性を目指してユーザー同士を直接結びつけるものになります。
現在国外送金が高いところに送金するなら、私ならビットコインを使って送金しその後自国の通貨に交換します。
取引所によりますが、一例として0.02% これがビットコインの手数料です。
この手数料は、ブロックチェーンシステムで送金を確認してくれる第3者が報酬としてもらうことになります。
ブロックチェーンシステムは、誰もが送金の情報を確認することができ改ざんできないシステムです。
このように分散型社会は、より人と人とを公正かつ透明性にある状態で結びつけてくれるものになり得るものなのです。
よろしいですか?