「見える化インジケータ」の活用(その19)
「見える化インジケータ」の活用(その19)
前回の投稿では、
11月19日金曜日に、原油価格が急落しました。原油の先物価格が、およそ1か月半ぶりに1バレル=75ドル台まで値下がりしたのです。
と書きましたが、原油価格がさらに下げを加速しています。
そこで、先週末の動きを、「8CFD見える化インジケータ」でグラフ化してみました。上半分は、米国株価指数のS&P500、下半分が「8CFD見える化インジケータ」で、株価指数と原油先物価格を描いたものです。
原油はオレンジ色太線のグラフで描いています。
チャートは、5分足で、期間は、11月25日~11月26日です。
朝一番で動きがあったのは、AUS200(Australia 200 index)です(緑色)、次にJP225(黄色)で、その次がFRA40(フランス株価指数40)(ピンク色)とEU50(ユーロ・ストックス50指数)(水色)です。
動きに時間差があるのは、各市場の開始時刻が異なるからです。まずオセアニア市場が動き、次に東京市場が、午後から欧州市場が動き出すというわけです。
これらのグラフの動きを見ていると、また一つのトレード戦略が考えられます。
(1)原油価格の急な動きをモニタリングしておく。
(2)オセアニア市場、東京市場での株価指数を確認する。
(3)上の(1)、(2)で上げ下げの方向が確認できるので、欧州市場が始まる前に、その方向に仕掛けを入れておく。
今回の事例では、11月25日午前中に「フランス株価指数40」に売りを仕掛けることにします。「フランス株価指数40」は、11月25日の終値が7078ユーロでした。欧州市場がスタートし、大きく窓を開けた始値が6923ユーロでした。その後6703ユーロまで220ユーロも下落しました。
1ユーロが128円だとすると、28,000円も下落したことになります。
スプレッド分の損(1ユーロ)を考慮してもあり余る、十分すぎる程の利益が得られたことになりますね。
★★★ お知らせ ★★★
GogoJungleのサービス変更により、2021年11月30日をもって、ブログが終了となりました。
今まで、「28通貨ペア一覧インジケータ 検証」ブログ(#1~#55)として書いてきた内容は、この「投資ナビ+」に統合されます。タイトルは今まで通り「見える化インジケータの活用」という同じタイトルを継続しますが、記事の内容は、「28通貨ペアインジケータ」シリーズの検証を含めて展開していくつもりです。
今後ともよろしくお願いいたします。
<参考>
「28通貨ペアインジケータ」シリーズとは?
(1)28通貨ペアのトレンドの強さが数値で一覧できる「28通貨ペア一覧インジケータ」
(2)8通貨ペアの動向がグラフとして描画される「8CP見える化インジケータ」
Oceania版、London版、NewYork版、Any_CFD版の4種
(3)28通貨ペアBB_Bandwalkインジケータ
ボリンジャーバンドのBandWalkおよび拡大収縮を表示して並び替える機能を有したインジケータ
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