1月米国雇用統計 全くの想定外
経済情報
結果は次を見てください。
1月の米就業者46万人増 失業率4.0%、人手不足続く: 日本経済新聞
全くの想定外。
ISM統計などから、雇用がそそこ堅調なのはわかっていたが、今回は特殊事情により弱く出るはずだった。全く理解できない。
それと、今回は、過去に遡って修正がなされている。かなり大幅な修正だ。
これだから、雇用統計の予想は難しい。というより、いったい何を予想していいかわからない。
修正前後の対比表は、次にある。
Employment Situation Summary - 2022 M01
今回の結果を受けて、とりあえず、金利は上昇、為替はドル高。
株式市場は消化できていない。そんな想定はしていなかった。
経済成長が(企業収益拡大も)続いている、(物価高を除いて)経済に異変がないということはポジティブかもしれないが、金融引き締めが淡々となされることを示唆するもので、株式相場にとっては半年後を見渡せばネガティブだろう。
今回の結果を受けて直ちに株式投資行動をとるのは難しい。敢えてアクションをとるなら、売りであるが。
以下、非季節調整値のグラフ、時給伸び率のグラフなど追加していきます。
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