ウクライナ情勢
経済情報
今年の2大リスク。①インフレ、②ウクライナ情勢
ウクライナ情勢が重要なのは、欧州天然ガス、原油価格に響くからだ。世界的にインフレが起きており、そこへエネルギー価格の更なる上昇が起これば、グローバル経済が受けるダメージはとんでもなく大きい。株価が暴落するのは必然と思う。円は当初は買われるが、原油高から円安になるだろう。
米国のシェールオイルが退場したも同然になっているので、原油需給バランスは崩れている。
昨年以来、ロシア軍がウクライナとの国境付近に集結している。
ロシアとウクライナの対立は、2014年に始まるが、要は、ロシアの軍事面の要衝であるウクライナが欧米に近づくことを許せないのだ。その交渉(対ウクライナ、対欧米)がうまくいかず、武力に出てきている。2014年のクリミア半島の実効支配がうまくいったので、今度もというところか。
ここにきて緊迫度が高まっている。ロシアは、エネルギー価格高などで、外貨準備(多くはドルでなく金で保有している)もそこそこあり、攻勢に出られると判断しているのだろう。
この件に関しては私も詳しくはないし、そもそも極めて複雑な話だ。トルコなど周辺国も絡んでいる。それでも、各種資料から長くなり過ぎない程度にまとめてみた。
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