米国雇用統計(2022年3月)
経済情報
3月は専門職・企業サービス、金融、小売の各部門の雇用者が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前を上回る水準に回復。高インフレや金融政策引き締め、ロシアのウクライナ侵攻といった向かい風に直面しつつも、米経済が堅調な勢いを維持している様子がうかがえる。( ロイター)
今は、Fedの関心はインフレなので、雇用統計は特に悪化していなければ、詳しく見る必要はないが・・・
雇用は順調な回復
失業率は極めて低水準
失業期間は平均と中央値の動きが一致しない。
雇用市場に多少の歪みがあるが、とにかく低下してきており、気にしない。
雇用統計の中で最も注目されるのが賃金の伸び。
物価上昇(→実質賃金の低下)→賃金上昇→物価上昇
の悪循環が見られる
賃金には、全労働者と生産労働者(管理職は除く)の2種類ある。
通常は、伸び率に大差はないが、今は生産労働者の賃金の伸びが高い。
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