《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》ルールとは何だと思いますか?
おはようございます、松下です。
毎年1月に恒例のアンケートを実施しています。
昨年のアンケートから、
損失の理由、利益の理由という
自由記載項目を設け、皆様の
振り返りとともに貴重な意見を
いただいています。
昨年も同様でしたが、損失の理由にも、
利益の理由にも、両方の上位に「ルール」が
登場します。
つまり、損をした投資家は、
ルールを持たなかったり、
ルールを守れなかったり、
利益を上げている投資家は、
ルールを守って実践したり、
ルールが機能したり、という具合です。
投資には「ルール」が大切であるということは、
このメルマガの読者さんは自覚されています。
それでは、ルールとは何だと思いますか?
私のスクールやセミナーに参加した経験が
ある人であれば、いつも私が提示する
「6個の要素」からなるルールの
フローチャートを見たことがあると思います。
いわゆる売買ルールです。
これは確かにルールです。
「日足終値が陽線で10日移動平均線を上に抜いたら買う」
というような、具体的な行動の根拠です。
私はルールのことを説明する時に、
「あなたが売買を行う条件や根拠です」という
言い方をします。
必ず特定の条件や根拠を満たした
売買を行うようにすれば、それもルールです。
トレーダーのバイブルと言われる書籍
「マーケットの魔術師」の中には、
何度もルールという言葉が登場します。
それと同じくらい「自己規律」という
言葉も、たびたび登場します。
自己規律という言葉も、
ルールと同義の言葉だと思いますが、
原著である英語の書籍でどんな言葉が
使われているのか、私は知りません。
ちなみに、英語版の「マーケットの魔術師」と、
「新 マーケットの魔術師」は、手元に持っていますので、
今後、時間がある時に調べてみます。
投資には自己規律も大切で、
自己規律とは、決まりを守って行動する、
ということだと思います。
あなたが株やFXの売買において、
明確な決まりを守って行動を続ければ、
あなたは自己規律のある人であり、
ルールを持っていることになります。
ルールとは、人によって様々に
形を変えるものだと思います。
大切なことは、形ではなく、
それを実行していくこと。
そんな風にルールや自己規律を理解し、
ルールを持って投資に臨んでください。
そんな風に理解すると、
少し楽になるかもしれません。
よろしいですか?