《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》適切な目標の立て方
おはようございます、松下です。
少し遅くなってしまいましたが、
1月にはその年や今後の目標を立てる方も
多いと思い、投資における適切な目標の
立て方を解説します。
ビジネスや各種の成功法則などで、
目標や夢の実現について、
1.遠くにある大きいゴール(目標)と、
2.近くにある小さなゴール(目標)と
いう考え方があります。
頑張れば近い将来実現可能で、
それを実現していけば、やがて遠くの大きな
ゴール(目標)に辿り着くような、
目先のゴール(目標)を順番に立てて、
1つ1つそれを実行・実現していくことで、
遠くの大きなゴール(目標)に
確実に辿り着く方法です。
マラソンや長距離走で、
近くの目じるしまで頑張ることを続けて、
ゴールまでのモチベーションを維持する
ようなイメージです。
これを覚えておいて、遠くのゴール(目標)と
近くのゴール(目標)を決めるようにしましょう。
次に、投資において目標と聞くと、
多くの人は、金額の目標を設定しがちです。
例えば、「1億円の資産を手に入れる」とか。
これは上記で考えると遠くのゴール(目標)に
なります。
利益の数字というのは、あくまでも具体的な
売買の結果に過ぎず、「1回の売買で利益を上げる」
という近くのゴール(目標)の積み重ねの先に、
目標とする金額の実現があります。
ですので、近くのゴール(目標)としては、
1回1回の売買で利益を上げるための、
「ルールを作る」というものが必ず設定されます。
ルールを作ろうと思っても、
何から手をつけていいのか分からない、
何をしたらいいのか分からない、
という人が殆どだと思いますので、
「ルールの勉強をする」というのが、
その前段階の近くのゴール(目標)になります。
ルールを学ぶことにより、
環境認識やエントリーサイン、
損切りや利食いのポイント、
売買サイズの算出方法などが
必要だと分かれば、それらルールを構成する
1つ1つの要素を決めることがさらに近くの
ゴール(目標)になるでしょう。
そしてこれらを決めるためには、
「勉強する・学ぶ」というゴール(目標)
が設定されます。
勉強する・学ぶというのは、
具体的な作業ですので、
ゴールについたかどうかの具体的な
計測が可能になります。
例えば、「前に購入して読んでいない投資本を
1月の間に1回読む」というのも具体的な目標です。
同じように、「投資教材のDVDを3回繰り返して観る」とか、
「松下誠の投資セミナーに参加する」というのも
目先の小さなゴールに設定できます。(笑)
こうして、遠くにある「1億円の資産を手に入れる」
(10億円でも100億円でも構いません)を実現するために、
今年実現・達成することを細かく設定すれば、
後は目先のゴール(目標)に向かって、行動あるのみです。
これまで何かを成してきた人は、
大なり小なりこのことをやって、
ことを成してきたのです。
今月1月は、誰もが気持ちを新たに、
目標を立てやすい、ゴールに向かいやすい月です。
ぜひ今後のあなたのゴール(目標)を決めてください。
「成功は決断から始まる」と、昔、教えられました。
この言葉を、「決断すれば成功する」と言い換えて、
あなたに贈ります。
少し時間を作って、
遠くのゴール(目標)と近くのゴール(目標)を
決めてください!
よろしいですか?