為替(ドル/円) 投機筋のポジション 円安の巻き返しを懸念
FX
為替市場では、多様な参加者がいる。それぞれがそれぞれで動く。それぞれが需給のバランスをとっている中で、投機筋がそのバランスを崩し、相場のアヤを作っていく。
しかし、今は、そもそもの需給のバランスがなく、皆が一方向に動いている感がある。こうなると、投機筋の動きを読んでも、相場の先行きは読みにくい。
そういう前提で、投機筋のポジションを見てみる。
まずは、円/ドル(先物市場ではドル/円ではなく円/ドルである。)から
もはや、投機筋のパワーが落ちているのは確実。
それでも、投機筋が相場の流れに乗って
はっきりしていることは、今のところ、投機筋で円に強気な筋は殆どないということだ。(円ロングは限りなく低い)
その割に、円ショートレベルは限界まで高まっているわけでもない。円高は考えていないものの、円は安すぎるのではと内心思っているのだろう。というより、巻き返しリスクを恐れているのかもしれない。こういううちは、円安はまだ続きそうだ。
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