《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》投資とはど真ん中勝負
おはようございます、松下です。
投資とは、株式でも、FXでも、商品でも、
仮想通貨でも、ど真ん中で勝負するものです。
こういう言い方をすると、何だか野球みたいですが、
ちょっと野球のそれとはニュアンスが違います。
投資と言うのは、チャートに確認できる
値動きの中から、ある特定の値幅を利益に変える、
そういう行為です。
つまり、一定の値幅が存在しなければ、
投資家は利益を上げることはできません。
値幅は、時間を長く取れば取るほど
大きくなる性質を持っています。
つまり週足や月足を見れば、
そこにはいくらでも長く大きい値幅が
存在しています。
価格はある時に安値(谷)を形成し、
上昇を続けます。
一定の上昇を続けた後に、
どこかで高値(山)を形成し、
再び下落に入ります。
この一連の値動きの中で、
谷底で買おうとしたり、
山のてっぺんで売ろうとしたり
する必要はありません。
谷から山の間には、
長く続く登山道があります。
こここそがど真ん中です。
今回、NYダウが大暴落し、
日経平均株価も大暴落しました。
この2つの銘柄の、月足のチャートを見てください。
いずれも長く大きく続いた山のてっぺんにありました。
山のてっぺんで売る(利益を確定する)必要はありませんし、
ましてや山のてっぺんで買いたい人もいないと思います。
投資とは、谷から山の間に存在する、
ど真ん中の値動きを獲りにいくものです。
それを相場の格言で、
「頭としっぽはくれてやれ」
と言います。
今日のメルマガ風に言い換えると、
「谷と山のてっぺんはくれてやれ」
という感じでしょうか。
あなたは、自身が投資を考えている銘柄の、
どこのど真ん中を利益として手に入れますか?
それが見えるようになれば、
利益は上がります。
これからはど真ん中で勝負しましょう。
何より、カッコいいじゃないですか。(笑)
×
よろしいですか?