投資の王道(その7)
投資の王道(その7)
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次に、拡散期の3本の下降通貨ペアの波について検討してみます。
2020年11月から2021年3月頃までの拡散期における、3本の下降通貨ペアそれぞれを見て行きましょう。
1.
EURAUD 売り 2020年11月3日~2021年1月21日
グラフはEURAUDの日足チャートです。下半分が「8CP見える化インジケータ」で、赤色太線がEURAUDに相当します。EURAUDのグラフが下に広がってきたので、EURAUDを売りでエントリーします(赤色矢印)。グラフが横に寝てきたポイントで、決済します(黄色矢印)。
売った日に、長い陰線が出現し、ドローダウンはゼロでした。利益幅860PIPSに対し、損切幅が340PIPS、リスクリワード比が2.53の「王道のトレード」でした。
2 GBPAUD 売り 2020年11月3日~2021年1月11日
グラフはGBPAUDの日足チャートです。下半分が「8CP見える化インジケータ」で、橙色太線がGBPAUDに相当します。GBPAUDのグラフが下に広がってきたので、GBPAUDを売りでエントリーします(赤色矢印)。グラフが横に寝てきたポイントで、決済します(黄色矢印)。
ドローダウンは比較的小さくて60PIPS。利益幅750PIPSに対し、損切幅が230PIPS、リスクリワード比が3.26でした。
3 AUDNZD 売り 2020年11月16日~2020年12月3日
グラフはAUDNZDの日足チャートです。下半分が「8CP見える化インジケータ」で、黄色太線がAUDNZDに相当します。AUDNZDのグラフが下に広がってきたので、AUDNZDを売りでエントリーします(赤色矢印)。グラフが横に寝てきたポイントで、決済します(黄色矢印)。
この事例では、グラフ自体の低下量が少なく、すぐに反転して上昇しているので、利益幅も小さいです。しかもリスクリワード比が0.84で1未満なので、むしろトレードをしない方が良いかもしれません。一応、日足の下降トレンドを捉えており、利益も130PIPS得られています。下降トレンドラインを引いておき、それにタッチするか上抜けたら決済というルールを追加しても良いでしょう。
よろしいですか?