仮想通貨のCMを消費者はどう見るべきか
みなさんどうもコマーシャル!確定申告の季節は落ち着かない@xi10jun1です。
ビットコインがようやく100万円に復活してきましたね。反発が弱かったのでまた下げるのでは?と思っていましたが、よかったよかった。
あとは僕の買ったNEMも、100円台に復帰してくれるとありがたいんだけど。
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今週(2018年2月9日~2018年2月15日まで)の成績
まずはいつも通り成績から。増減を先に発表します。
- 先週(~2018年2月8日)資産:62,067円
- 今週(~2018年2月8日)資産:62,218円
- 増減:+151円
今週はずっとレンジ相場だったので、不得意な場面が続きました。そのためトレードは控えめだったんですが、100万円を超えるタイミングで買えなかったのは痛いな。
そろそろ資産をドカッと増やしたいところですが、自分のペースは守らないとな。
というわけで今回は、ZaifがCMを始めたということでそれについての考察になります。いつもよりコラムっぽい感じですね。
なぜ仮想通貨サービス事業者のCMは歌って踊ってキーワードを連呼するのか?
ZaifのCMがこちらです。
→「ビットコインするならZaif」〜ハピネス篇〜 (TVCM 15s ver.) - YouTube
女優の剛力彩芽さんが出演されていまして、今日からZaifのトップページも剛力さんに変わっています。
これまで仮想通貨サービス事業者のCMは、bitFlyer、コインチェック、DMM BitcoinそしてZaifと出てきました。そしてこれら4つに共通するのは、有名人が出てきて歌ったり踊ったり、あるいはキーワード(ビットコイン、仮想通貨、サービス名)を連呼していることです。
例えば車のCMだったら、性能(どデカく使える)とか燃費(リッター何キロを実現!)とか分かりやすい表現で宣伝されますよね。でも仮想通貨のCMは、どれも結局何が魅力なのかがパッと伝わってこないんです。
この理由、投資とりわけ仮想通貨をやっている人なら薄々お分かりかと思いますが、CMを見る一般消費者がどれだけ理解できるかって話なんですよ。
仮想通貨の取引って、本質は金融ですよね。金融関係は広告やCMの表現に厳格な基準が存在していますので、証券会社のCM同様、踏み込んだ内容まで伝えることができないんです。
なので法律や規制をクリアしつつ、15秒という時間制限の中で仮想通貨の魅力を最大限に伝えようとした最善の方法が、あの歌ったり踊ったりキーワードを連呼したりになっているんだろうなと。
だからあのCMを見て『仮想通貨って金融的なリスクのあるものなんだな』って深読みできるか、それとも『仮想通貨って楽しそうだな』とビジュアルのまま受け取るか、ここで差が出るんじゃないかなと思うのです。
無料用まとめ:CMから裏を読むべし
だってそもそもCMって、見る人全員が分かるように作られるんですからね。
カタカナ用語ばかりの仮想通貨の世界を全員が分かるように表現しようと思ったら、どう頑張っても歌か踊りかキーワードの連呼になるよなぁ・・・。僕でもそうするしかないかも。
でもだからこそ、ビジュアル通りに受け取らないスキルは必要です。最近は仮想通貨に絡んだ詐欺も横行していますので、本質をしっかり見抜きましょう。
というわけで今回の有料コラムは、今後の見通しについて書いていきます。
末尾コーナー1:税金まわりの最新情報!※2018年2月9日更新!
国税庁のサイトに、ビットコインに関する法的な見解の最新情報が更新されています。
それがこちら→No.1524 ビットコインを使用することにより利益が生じた場合の課税関係|所得税|国税庁
2017年12月1日追記:国税庁のサイトに所得の計算方法についての文書が掲載されました。
それがこちら→仮想通貨に関する所得の計算方法等について(pdf)|国税庁
※引き続き、法律や税解釈が変わるなどして、確定申告や納税の方法が変わる可能性があります。申告する前に、必ず最寄りの税務署や税理士さんに確認しておきましょう。
2018年2月9日追記:なお仮想通貨の税金の計算に使えるサービスがあちこちに登場しています。bitFlyerではCRYPTACTと呼ばれるサービスを使うことで、取引履歴から利益の計算が可能であるとリリースがでました。
bitFlyerのリリースはこちら→お取引レポート」のリニューアルとビットコイン等仮想通貨に係る税金についてのお知らせ(pdf)
CRYPTACTはこちら→https://tax.cryptact.com/
CRYPTACTは無料で利用でき、15の取引所(国内:bitFlyer・Zaif・bitbank・coincheck・GMOコイン、海外:binance・bitfinex・bittrex・changelly・CoinExchange・cryptopia・HitBTC・kraken・poloniex・Quoine)および1,680種類の仮想通貨に対応しており、複数の企業をまたいだ仮想通貨に関する所得の計算を行うことができます。
ただしbitFlyerのリリースにもある通り、サービス利用結果に基づく確定申告について、各取引所運営会社、クリプタクト及びEY税理士法人、そして私も一切の責任を負いません。確定申告は利用者の責任において行ってください。
末尾コーナー2:企画中
そろそろ新しい仮想通貨関連のニュースや情報を書いていこうかと思ったのですが、まだ何も思いついていません。企画が決まり次第、こちらに載せていきます!
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