《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》トレードの回数ではなく質に目を向ける
おはようございます、松下です。
先日3/4(日)に、
ライブスクール FX投資力養成コースと
トレード研究会を開催しました。
FX投資力養成コースは最終日を迎え、
参加した生徒たちが卒業していきました。
一週間おきに約2か月をかけて、
4回にわたり通ってきた生徒たちは、
卒業して授業がなくなることで、
「少し寂しい」と言っていました。
私のスクールに通ってくる生徒の大半は、
毎回新しいことを学び、どんどん成長するので、
投資や授業を楽しく感じるようになります。
そんな楽しい授業や、先生や同期の
仲間との時間がなくなることで、
少し寂しく思ってしまうのもうなずけます。
投資家は孤独ですからね。
研究会では、参加6名のメンバーの
過去検証やリアルトレードの報告、
考察、今後の方針などの発表が続きます。
その中の一人、1月から新たに参加したTさんは、
これまで4回(4日間)の研究会の参加で、
「4年分くらい一気に成長できた」と言ってました。
研究会の内容は、スクールの授業と比較して、
遥かに高度で実践的であり、そう感じて
しまうのも無理はありません。
はっきり言って、「レベルが違う」、
そんな濃密な時間が研究会の時間なのです。
Tさんのトレードルールの立案・構築は
始まったばかり。
この中で、私はTさんに対して、
「トレード回数を確保する必要はなく、
トレードの回数を厳選して、絞って、
利益と損失の比を、利益に傾けていくように」
と指導しました。
初心者の個人投資家の傾向として、
無駄な売買が多く、勝手に負けていく、
という傾向があります。
利益も上げられるが、
それ以上に損失が大きいというのが、
初心者投資家にありがちな傾向です。
この損失を一気に厳選して絞って行けば、
それだけで利益と損失の比が改善し、
利益が上がり始めることさえあります。
本来、本当のチャンスとは少ないものであり、
それゆえ売買の回数は少なくなるはずなのです。
初心者投資家は、1か月に5回、
1年で60回も売買すれば十分です。
もちろんこれは全て日足を使った、
1日に1回チェックするだけの
かんたんラクラクな売買スタイルです。
そうやって日々楽に向かえる投資で、
チャンスを絞って売買するようにすれば、
自ずと結果は変わっていきます。
まずは、「売買回数を絞って少なくする」。
これを意識してみてください。
それだけで何かが分かり始めます。
チャンスは少ないのです。
よろしいですか?