週刊チャート分析2022年12月4日

✿　前回記事振り返り　✿

先週は、株価指数、主要為替、金ともに、全て概ね分析通りの値動きとなりました。

ただし、分析は週末自体の現状分析であり、途中大きく状況が変わる可能性もあることも頭に入れてご覧ください。

✿　株価指数　✿

※US30　（ダウ株価平均指数）
☆週足




☆日足


☆4時間足




概況
週足は上昇示唆/日足は天警戒サイン・MATRIXでダイバージェンス発生/4時間足揉みあい


懸念点
4時間足、MATRIXオシレーターにてダイバージェンス発生


総評
少し上昇圧力に陰りが見えており、揉みあいの状態。まだ上目線を外せる段階ではないが、

高値追いには慎重になるべきか。



※NAS100

☆週足

☆日足


☆4時間足


概況
全体上昇基調であるが、4時間足がはっきりと上へのサインを示すか注視


懸念点
4時間足不整合が、上下どちらへと揃うか次第


総評
基本的には上昇を伺う形と思われるが、4時間足ではっきりと上への兆候が見えるかどうか次第



※SP500

☆週足


☆日足


☆4時間足



概況

大局上昇過程で、4時間足で弱めの調整から上昇後もみ合いへ

懸念点
4時間足は、まだはっきり上示唆ではない


総評
基本的には上目線を崩さず、4時間足レベルの状態がどうなるか注視すべきだろう


※日経225
☆週足


☆日足

☆4時間足



概況
4時間足で強めに下落発生中・日足レベルで下落サイン発生

懸念点
下落サインが日足レベルでも発生


総評

週足レベルでは、まだ下の流れとは言い難いが、日足・4時間の下落が上昇チャネル内で収まるか収まらないか

注視すべきで、新規買いは、今すぐは見合わせるべきだろう

株価指数全体総評
米株指数は完全に上目線を崩せる状態ではなく、依然強さを示してはいるが、目先の上昇圧は弱まっており、強気判断は手控えるべきか

日経225が先行して下落しており、この行方には注意したいところ。

さらに米株全体が日足レベルで下落転換しないかどうかにも注意すべきで、買い判断は慎重になるべき状態と言える。

✿　主要為替　✿


※USDJPY
☆週足



☆日足


☆4時間足


概況
全て、下落進行を示唆


懸念点
やや4時間足レベルではダイバージェンス気味


総評
基本的には下目線継続が妥当。イベントでの突発上げや、時間帯、あるいは日単位での調整的な上昇はあるだろうが、

基本的には戻り売りが妥当と思われる。


※GBPUSD
☆週足

☆日足


☆4時間足


概況
週足、日足ともに、上昇を示唆中


懸念点
4時間足MATRIXオシレーターにてダイバージェンス発生


総評
時間帯、あるいは日単位では調整的な下落はあるだろうが、目線は上昇を維持、押し目買いが妥当と思われる


※EURUSD
☆週足

☆日足


☆4時間足


概況
週足・日足ともに上昇示唆


懸念点
MATRIXオシレーターにて4時間足ダイバージェンス気味


総評
時間帯、あるいは日単位では調整的な下落はあるだろうが、目線は上昇を維持、押し目買いが妥当と思われる


※AUDUSD

☆週足


☆日足


☆4時間足




概況
週足では上昇基調ではあるものの、日足・4時間足では上昇圧の弱まりが見える


懸念点
4時間足では揉みあい、むしろ下方向への圧力が見える

総評

完全に下目線とは言い難いが、積極的に上目線にも置きがたい状況。先週までとは一転、欧州通貨に比べ弱さが見える。



※USDCHF
☆週足



☆日足



☆4時間足


概況
週足、日足ともに下落進行示唆


懸念点
特になし

総評
イベントや、時間帯、日単位で調整上昇はあるだろうがが、目線はまだ下降を維持が妥当


主要為替全体総評
ドル安進行が色濃くなってきている。

各通貨の強弱に注意を払いながら、大局はドル安進行を追う形が妥当か。

オセアニア通貨の弱さ、株価指数とドル安進行の相関の崩れが起こるかどうかには注意を払う時期に入りつつあるのかもしれない。



✿　クロス円簡易考察　✿

※EURJPY　日足


※GBPJPY　日足

※AUDJPY　日足


概況
日足を見る限り下落が進行しつつある。先週とは一転、豪円が弱い（今は）


懸念点
豪円が弱い


総評
強弱を見ながら、基本目線は下が妥当。勿論、イベントや時間帯での調整は起こり得るので、目先の上下には柔軟に対応する必要あり

豪円の弱さがはっきりしてきている（今は）


✿　金　✿
※XAUUSD

☆週足


☆日足





☆4時間足





概況
週足、日足ともに上昇を示唆


懸念点

MATRIXオシレーターにて4時価無がダイバージェンス気味


総評
時間帯ごとの波の変動に対応しつつ、大きくは底入れの度に上昇を伺う方針が吉か
大局目線は上昇を維持が妥当と思われる



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