仮想通貨相場分析【12月20日】
仮想通貨実践投資記事 12月18日
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
ビットコイン 222万円(-6%)
イーサリアム 160000円(-8%)
バイナンスコイン 33000円(-13%)
リップル45円(-14%)
ソラナ 1600円(-10%)
カルダノ 34円(-19%)
ポルカドット 610円(-14%)
Avalanche 1600円(-11%)
ユニスワップ700円(-13%)
ビットコインは先週から価格が下落しています。しています。
ビットコイン日足チャート(ドル)
2022年6月からのレンジ相場内(赤の水平線で囲まれたところ)で推移していたビットコインですが、レンジ相場の下限(下の方の赤線)の今年最安値の価格をFTXの破綻ニュースを契機に下に割りました。
現在の価格は1段下のレンジ相場で推移をしているということです。
今回の下落で、11月半ばからの下落水準(レンジ相場の下の価格帯)まで下落している状況です。
そして冬相場の特徴として価格の幅自体は小さいといえます。
週足チャートについては以下のような分析です。
週足チャート
・2017年末バブルの最高価格を今年初めて下に割りました。
・200日移動平均線(オレンジの線)を下回ったまま
という状況となっています。
日足・週足チャートについては先週と特に変わりません。
今の価格を保っているのはチャートから見ると、2017年末のバブルの最高価格の山が一つのポイントとしてみられているということ。
仮想通貨市場の下落の底も、年末年始付近ではと言われることが多くなりました。
ビットコイン以外の仮想通貨に関しては、10%を超える下落を見せている通貨もあります。
バイナンスの保有している資金が不透明というニュースや、米国から起訴されるなど様々なネガティブなニュースがでているのは確かですが、全体的にみて別にバイナンスの通貨BNBだけ下がっているというわけでは内容です。
バイナンスCZ氏「業界は今後数カ月間も困難な時期が継続
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大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)CEOは、同社の従業員に向けて、今後数カ月間は困難な時期が続くとの見解を伝えた。
最近では米司法省が、マネーロンダリングや制裁に関する法律違反の疑いでバイナンスを刑事告訴する可能性があることを「ロイター」が報道。FTXのような顧客資産不正流用や債務超過の可能性は現時点では低いとされるが、顧客資金の流出が増加
CZ氏は14日に出金状況が落ち着いてきたことを報告。前日の出金額は最高でもなく、トップ5にも入らないと説明した。テラ騒動やFTX破綻の時の方が出金は多かったとし、入金も再開されてきたと伝えている
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Binanceの騒動は少し落ち着いたみたいですね。
私も同様にこれらのニュースからBinanceからある程度の仮想通貨をウォレットに移しています。(もともとほとんどは個人の仮想通貨ウォレットで保管している)
少しはバイナンスに残していますが。
バブルのときには利確を早めるために、少しは取引所に置くようにしていましたが、今の状況ではそんなに置いておく必要はないと思います。
また最近Binanceは仮想通貨企業のヴォイジャーを1400億円で買収するなど、資金力の高さが伺える状況がでています。
FTXの件もあり、Binanceの資金の透明性がないと直近で話が上がっていましたが、不安がるのもわかるし、投資家としては、リスク管理を高めながら注視していくしかないでしょう。
国連UNHCR、ウクライナ難民支援でステーブルコインUSDC給付
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暗号資産(仮想通貨)ステラ(XLM)の開発を行うステラ開発財団(SDF)は15日、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)との提携を発表
ロシアのウクライナ侵攻により影響を受けたウクライナ人を対象とした現金給付支援で、ステーブルコインUSDCoin(USDC)を配布する試験プログラム。
米サークル社がステラ上で発行したステーブルコインで、現金支援を受け取る。ウォレットに送付されたUSDCは、ウクライナに4,500か所ある MoneyGram取扱店で、ドルやユーロ、現地通貨に換金
仮想通貨(USDC)の携帯性を活かして国内や国境を越えた移動が可能になり、直接現金を持ち歩くよりも高い安全性を確保できることも期待される。
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素晴らしい取り組みですね。
まさに仮想通貨の利点を使った迅速な人道支援といえます。
今回UNHCRと提携したのがステラ。
ステラはよくリップルと同類に考えられる通貨ですが、今回はステラの通貨XLMではなく、ステラのネットワークでドルに連動した仮想通貨であるUSDCを使った送金をし人道支援をすることです。
イーサリアムのネットワーク以上にステラのネットワークは手数料が安いので今回ステラを選んだのだと思います。
(イーサリアムがメジャーですが、ここはあえてイーサリアムを選ぶメリットが無かったため)
サークル社が発行するドルに連動した仮想通貨であるUSDCは仮想通貨の時価総額でも4位になる世界的に取引されている通貨です。
ドルに連動したステーブルかつ安い手数料で迅速な資金支援、まさにこのようなことには適切な通貨といえます。
G20、「仮想通貨政策への合意形成」が優先課題
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インド財務省のAjay Seth経済局次官は14日、G20で優先的に議論されることの1つとして、暗号資産(仮想通貨)に対する政策アプローチを挙げた
仮想通貨事業が相互に結びついていることにより、影響が伝搬することを併せて指摘。2022年の仮想通貨市場で発生した債務不履行の連鎖などを前提とした議論だ
今年5月以降、旧テラエコシステム崩壊をきっかけとして、セルシウス、スリーアローズキャピタル(3AC)などが相次いで破産する状況が発生。また、11月には大手取引所FTXが破産申請し、再び業界企業に波紋が及んでいる
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まさに今仮想通貨市場が直面しているトピックスといえます。
FTXなど仮想通貨取引所は仮想通貨企業が起こした破綻は大きな投資家の損失と市場の暴落の要因となりました。(昨年の上昇相場ではおこらなかったが、バブルが弾けて、無理な運用が露呈したと思う)
このような規制が進むことがまずはこの仮想通貨市場には大事だと思います。
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(本記事は2016年から配信をしております)
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