今年最大の米国イベント!米ドル材料はひとまず終了か・・・
今年のビッグイベントは、米・大統領選挙と見ていたが英国EU離脱というサプライズが起きてしまいどうやら今年の欧州通貨は早々と終わってしまったような相場になっております。もちろん他の通貨にも英国EU離脱では影響し円相場では、円買いとなりドル円も100円割れを見てしまった。
現状でも落ち着きを取り戻せない状態だが元々は、米・大統領選挙を軸にし今年は動くはずだった通貨だけにドル円にとっては、米・大統領選挙イベントを通過してからでないと動きずらいと見ております。
月足で見ると今月は、陽線で引ける可能性が強そうで現状では一目の雲上限がサポートされている以上今後100円前半や100円割れでは買いが入りやすい状況と見ております。
ただこの月足の雲に入り込むような動きになった場合来年以降ドル円は、98円あたりが雲の下限となりますので状況が一転する可能性も視野に入れておきたいところです。
米・大統領選挙では、クリントン氏が優勢ながらも週末は、米連邦捜査局(FBI)が、クリントン氏が国務長官時代に私的な電子メール・サーバーを使っていた問題をめぐる調査を再開すると発表したことを受けNY市場では、ドルが急落する場面もあり投票日まで残り2週間まだまだ安心してドルを買っていけない状況にもある。
いずれにしても大統領選が終われば感謝祭そして年末相場となるのでこの年末、年始相場でドル円が上値を試す動きになるか注目したい。
気になるのは、米株ダウで一時は、崩れかけた相場だったが再び18000ドル台をキープしておりもう一段上値を試すもしくは、18000ドル台をキープしているうちは懸念もないのだがこちらが崩れだした場合は、日経平均株価やドル円にとっても厳しい季節に早変わりすることになりそうです。
テクニカルで見てみると長期トレンドに強い「Ask_Ultimate MAX」では、日足で変化が出てきており久しぶりの買いサインが点灯しはじめた。月足での一目の雲上限がサポートされている以上押し目では買いたいところだ。続いてユーロ円100円台サポートや豪ドル円の80円台定着となってくれば円売りの弾みも出てくると見ております。
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