ケッティーのFXテクニカル虎の巻|第6回 トレンドレスのレンジ 逆張りトレードについて
皆さん、こんにちは! 今回はトレンドレスの相場でトレードする場合について解説いたします。
【ケッティーのテクニカル虎の巻 連載記事】
・第1回 自分の勝ちパターンを選ぶために(無料公開中)
・第2回 手法探しの旅からの解放
・第3回 トレンドの始まりと終わり、真の押し目・戻り目エントリー
・第4回 真の順張りのエントリーとイグジットタイミング
・第5回 レンジはレンジでも質の異なるレンジの話
・第6回 トレンドレスのレンジ 逆張りトレードについて
・第7回 本当に専業トレーダーが美味しい仕事なのか?
・第8回 逆張り手法アラカルト
・第9回 トレンド転換を捉えるトレード①
・第10回 トレンド転換を捉えるトレード②
・第11回 トレンド転換を捉えるトレード③
・第12回 転換手法の逃げを考える
ケッティー(けってぃー)プロフィール
ごく浅のストップロスで大きく利を伸ばす天底トレードが特徴の主婦トレーダー。子育て中のため、『ながらトレード』を日々実践、研究中。常識にとらわれないトレードがモットー。見た目は大原櫻子、口を開けば上沼恵美子張りの軽快なトークで、日本一笑いあり涙ありの実践に役立つセミナーを全国で開催中。
公式サイト:双子子育て主婦ケッティーのFX
twitter:https://twitter.com/FXketty
第6回目次
1. 逆張り戦略は仕掛けと逃げを認識することが重要
2. 長期足でのエントリーポイント(チャート①参照)
3. 短期足でのエントリーポイント(チャート②参照)
4. 損切りの置き方
5. 利確ポイント
6. 戸惑う人も多いが成果は実証済み
逆張り戦略は仕掛けと逃げを認識することが重要
前回、私はレンジを2種類に分けて、「トレンドの中段保合いのレンジ」と「トレンドレス」の説明をしました。
トレンドレスというのは、レンジ帯の形成前に大きなトレンドが発生しておらず、方向感がない状態でのレンジ相場を指します。
これを読んでいる大部分の方は、既に逆張りという言葉を耳にされていると思います。上がったら売り、下がったら買う。これが基本的な逆張りの視点。売って下がったら決済し、その後すぐに買って、また上がったら決済をするというドテン売買も、このトレンドレス相場では有効です。
ただし、一度このレンジの上限もしくは下限をブレイクしてトレンドが発生してしまうと、下がったからといって買いポジションを持ってしまっては、すぐに含み損になってしまい、大きな痛手を負うことになります。
どのような手法にも言えることですが、逆張りが有効な相場であっても、いつまでもその状態が続くわけではありません。ですから、この逆張り手法も同様に、仕掛けどころと逃げどころをしっかりと認識することがとても重要になります。
それでは具体的な手法を見ていきましょう。今回は1時間足(長期足)と5分足(短期足)でのエントリーポイントをご紹介しますが、実際にはどの時間足でも使うことができます。条件として、長期足がレンジ相場であることが必須です。
よろしいですか?