ケッティーのFXテクニカル虎の巻|第8回 逆張り手法アラカルト
【ケッティーのテクニカル虎の巻 連載記事】
・第1回 自分の勝ちパターンを選ぶために(無料公開中)
・第2回 手法探しの旅からの解放
・第3回 トレンドの始まりと終わり、真の押し目・戻り目エントリー
・第4回 真の順張りのエントリーとイグジットタイミング
・第5回 レンジはレンジでも質の異なるレンジの話
・第6回 トレンドレスのレンジ 逆張りトレードについて
・第7回 本当に専業トレーダーが美味しい仕事なのか?
・第8回 逆張り手法アラカルト
・第9回 トレンド転換を捉えるトレード①
・第10回 トレンド転換を捉えるトレード②
・第11回 トレンド転換を捉えるトレード③
・第12回 転換手法の逃げを考える
ケッティー(けってぃー)プロフィール
ごく浅のストップロスで大きく利を伸ばす天底トレードが特徴の主婦トレーダー。子育て中のため、『ながらトレード』を日々実践、研究中。常識にとらわれないトレードがモットー。見た目は大原櫻子、口を開けば上沼恵美子張りの軽快なトークで、日本一笑いあり涙ありの実践に役立つセミナーを全国で開催中。
公式サイト:双子子育て主婦ケッティーのFX
twitter:https://twitter.com/FXketty
第8回目次
1. レンジで機能するトレードメソッド
2. 日足、もしくは1時間足の形状
3. 5分足、15分足の形状
4. トレードルール
5. 今回のまとめ
※この記事は、FX攻略.com2017年8月号の記事を再編集したものです
レンジで機能するトレードメソッド
読者の皆さま、こんにちは! 早いもので2017年ももうすぐ夏を迎えます。今夏の相場の行方がどうなるかも気になるところですが、年前半の終わりを迎える中、急に発生する中期足のトレンドを先読みして、その波をつかめるトレーダーはどれだけいたのだろうか? と感じました。
例えば、ドル円では3~4月に大きく円高に振れましたが、フランス大統領選挙をきっかけに一旦円安に振れ、その後、トランプ大統領の弾劾裁判問題や北朝鮮ミサイル問題を受け、再度下落。
まさに、日足だけを見ると、大きくレンジといえますが、ジェットコースター並みの相場といえます。USJにある世界最長のフライングダイナソーに乗った気分です。そんな相場でしっかりとトレンドに乗れる場合は、気分もウキウキしますが、私のもとにはそこに乗り切れなかった方からのお悩みもいただきます。
今までの連載でもお伝えした通り、基本的にはトレンド相場では順張りを、トレンドレス相場では逆張りを推奨しており、大きなトレンドの発生中にむやみにレンジの逆張りをすることはお勧めしませんが、短期決戦と腹をくくってトレードしていくことも一つの手段のように思います。ただし、あくまでもターゲットを手堅い価格に設定することが不可欠です。
では、どのような場面でこのメソッドが生かされるか、解説します。あくまで短期目線での取引に重点をおいたトレードメソッドになりますので、大きな流れがつかめなかったときの代替案として活用することを、心に留めておいてください。
よろしいですか?