最大8つのゼロが並ぶビットコインの単位(第2回)
連載コラム:ゼロからはじめる仮想通貨トレード:第2回
今回はビットコインの単位のお話です。
ビットコインは少数点以下8ケタの数値で表記されます
Satoshi
最小単位は0.00000001BTCとなり、これを1Satoshiと言います。
開発者(ビットコインの技術論文の著者)とされているナカモトサトシ氏の名から来ています。
1億Satoshi=1BTCですね。 また、 0.001BTCを1MBIT(ミリビットコイン)、 0.000001BTCを1μBIT(マイクロビットコイン)、とも使われます。
1BTC=50,000円なら… 0.1BTC = 5,000円 0.01BTC = 500円 0.001BTC = 50円 0.0001BTC = 5円 0.00001BTC = 0.5円 0.000001BTC = 0.05円 0.0000001BTC = 0.005円 0.00000001BTC = 0.0005円 = 1Satoshi となります。
dust(クズ)
なお、546Satoshi以下の支払いはdust(クズ)と呼ばれ通常は承認されない模様ですが、もし将来的に1BTC=1000万円となったならば、546Satoshiは54.6円になりdust扱いされることになります。
将来の改変により1Satoshi以下の単位も扱えるようになる可能性もあるんだとか。 価値を見る場合には頭の中で円に換算すると思いますが、最初はスっと入ってこない面倒かもしれません。
でもクリプト単位はこういった形はスタンダードですので慣れていきましょう。
将来的なビットコインの価値
アメリカの資産運用会社ニードハム・アンド・カンパニーのレポートでは、「現在のビットコインの価値は実際よりも58%低く取引されている」とも発表されました。
この記事を書いている現在、1BTCは46,626円なので、実際は73,669円の価値があることになります。
1~2年内、ほんの近い将来には1BTCが10~20万円の価値になるだろうという有識者の意見も少なくありませんし、5年後10年後には100万円を超える価値になるだろうという考えもあります。
私もその1BTC=100万円という未来の仮説に賛成しています。 ただ、それがどのくらい先の未来になるのかはまだ見えません。 できればこの世で元気に生きている間に到達してほしいものです!
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