RCI3本ラインとEMAと過去の目立つ安値とmBDSRのサイン(複数のエントリー根拠について)
FX
RCIとの組み合わせで威力を発揮するインジケーター【BODSOR・mBDSR】
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/11836
※RCI3本ラインを用いて押し目買いや戻り売りを行う際のエントリーの精度を高めるために開発されたインジケーター
PDFファイルが150個付属しています。その多くは、RCI3本ラインを使って上位足と下位足を論理的にリンクさせることにより複数の下位足の状況を順次考察し、最終的に下位足で押し目買いあるいは戻り売りのタイミング(=mBDSRのサイン)を待つという形まで落とし込んだ例についてまとめたものとなっています。説明には計550枚以上のチャートが使用されています。
先週(2023年9月13日)のポンドオージーの場合を例にとり、「売りの根拠」について少し書いてみようと思います。
『RCI3本ライン+mBDSR』の有効活用を考える上で非常に重要であると思います。
ポンドオージー 日足
サブウィンドウ:RCI3本ライン(RCI9, RCI26,RCI52)
日足で、注目している白丸で囲ったあたりを見てみると、RCI3本ラインは3本そろって下げのとても弱い形となっていて、下位足で戻り売りを狙ってもおかしくない場面かもしれない。
ポンドオージー 4時間足
メインウィンドウ:4時間足EMA200
サブウィンドウ:RCI3本ライン
4時間足で白丸で囲ったあたりを見てみると、何回かサポートとして機能していた4時間足EMA200を割り込んだ後、その4時間足EMA200付近まで戻している。
サポレジ転換の考え方などから下位足で戻り売りを狙ってもおかしくない場面かもしれない。
ポンドオージー 1時間足
メインウィンドウ:過去の目立つ安値(サポートとして機能していたライン)
サブウィンドウ:RCI3本ライン
1時間足で白丸で囲ったあたりを見てみると、過去の目立つ安値付近まで上昇していることから下位足で戻り売りを狙ってもおかしくない場面かもしれない。このあたりの挙動を5分足でさらに詳しくみてみることにする。
ポンドオージー 5分足
メインウィンドウ:mBDSRのサイン(RCI2本フィルター)
4時間足EMA200,1時間足レベルの過去の目立つ安値
サブウィンドウ:RCI3本ライン
5分足では、4時間足EMA200と1時間足レベルの過去の目立つ安値付近まで上昇したあたりで、ダブルトップを形成して反落している。その下げの途中でmBDSRのサインが点灯して、その後、下げが加速していることが分かる。
このケースでは...
〇日足がとても弱い形をしている
〇4時間足でサポートとして機能していたEMA200を下抜けしている
〇4時間足EMA200と1時間足レベルの過去の目立つ安値が重なる付近まで戻している
〇5分足レベルでダブルトップを形成しつつ反落している
といった条件が重なっており、ただ単にmBDSRの戻り売りサインが点灯した場合より「売りの根拠」が複数重なっていると言えるのではないでしょうか。
「mBDSR (BODSOR)」のサインを有効活用するには、上記の例のように「エントリーの根拠が複数重なるポイントをとらえていくこと」が重要であると考えています。
また、少し視点を変えると...
mBDSRは、例えば、上記のような
●サポート・レジスタンスとして移動平均線を重要視する手法
●サポート・レジスタンスとして過去の目立つ高値・安値を重要視する手法
などにおいて、エントリーの判断材料のひとつとして使用することもできるという見方をできるかもしれません。
※本記事中で紹介しているチャートには、説明の便宜上、円や直線や四角などを書き加えている場合がありますのでご了承ください。
PDFファイルが150個付属しています。その多くは、RCI3本ラインを使って上位足と下位足を論理的にリンクさせることにより複数の下位足の状況を順次考察し、最終的に下位足で押し目買いあるいは戻り売りのタイミング(=mBDSRのサイン)を待つという形まで落とし込んだ例についてまとめたものとなっています。説明には計550枚以上のチャートが使用されています。
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