2018年7月31日04時52分:日銀の金融政策発表[志摩力男氏メルマガより]
多くの市場関係者が注目している本日の日銀金融政策発表について、志摩さんは次のように見ています。GogoJungleが提供している投資メルマガ「志摩力男の実戦リアルトレード」から早朝に配信されたメルマガの一部をご覧ください。
本日の東京、ロンドンにおける為替市場は、ほとんど動きませんでした。少しがっかりです。完全に明日の日銀待ち。日銀の政策変更、結局7割の人は「9月もしくは10月に先延ばし」と発言してます。
日銀が本当に政策変更を行うかというと、市場コンセンサスとしては可能性3割以下と見られてます。しかし、個人的には十分「あり」ではないかと想定してます。なぜならば、円高を避ける事が最も重要なことであり、9月、もしくは10月の日銀政策決定会合のときに、今と同じ様な円安レベルにあるかどうかわからないからです。仮に105円割れているような状況だったら、政策は一度止まってしまいます。
12時前後に発表となりますが、今回は思惑が高まっており、12時が近づくに連れて市場は荒れるでしょう。
基本的なシナリオとして、日銀では政策変更の可能性があるので、近づくに従って徐々に円高圧力がかかりますが、発表後は、内容次第の面もありますが、”Sell the fact, Buy the rumor"ということわざもあるように、下がったところはいったん買い場になりそうです。ただ、米国のテクノロジー関連が、今後米国株の足を引っ張ると考えているので、ドル円の戻りも限定的でしょう。
『志摩力男の実戦リアルトレード』(志摩力男) より引用。
サプライズによる相場の急変動には気をつけたいですね。(編集部)
ドル円、日足。
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