「見える化インジケータ」の活用(その121)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でAUDUSDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、AUDUSDの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです。水色太線のグラフがAUDUSD に相当します。
火曜日に、AUDUSD がグラフ群を上に飛び抜けてきたので買いエントリーします。当日、ピークになったので決済します。約120pipsの利益が得られました。「8CP見える化インジケータ」で、最も動きの大きい通貨ペアの乖離/収束する所だけに注目してトレードをすることができます。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2023年11月14日22:30(JST) のスクリーンショットです。
Total数値の降順に並び替えています。最も下の行にあるUSDCHFは、全時間足で赤色になっていて、Total数値が-3041.812と大きなマイナスの数字になっています。USDCHFに大きな下降トレンドが発生していることを示しています。
では、USDCHFのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。急激な下落部分をしっかり捉えています。ここから売ったとすれば、週末までで約155pipsの利益が得られました。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 一昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
EURは上に伸びていますが、JPYは水平方向です。4時間足通貨強弱チャートの方向性から、EURJPYは上昇すると予想されます。
予想通り、上昇しました。
4時間足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。EURは上に伸びていますが、JPYはEURより急角度で上に向かっています。4時間足通貨強弱チャートの方向性から、今後EURJPYは下落すると予想されます。
4. 全通貨ペアから天底を探し、トレンド戦略を立てる(ターゲットはNZDCHF)
前回、2505「天底Searchインジケータ」を使って、次の新しいターゲットとしてNZDCHFを選択しました。大底からの上昇を狙っています。
①の切り下げラインを上抜けしたので、買いポジションを建てたのですが、約40pipsの値幅しか取れず、下落してきました。②の切り下げラインを引いて、これを上抜けしてくるのを待つことにします。買いだけに注目すれば良いです。
4時間足の通貨強弱チャートを参照します。
赤紫色がCHF、橙色がNZDです。あまり方向感が出ていないチャートですが、今のところ、CHFがやや上向き、NZDが下向きになっているので、NZDCHFは下落する見込みです。暫く時間を置いて、CHFが下を向き、NZDが上向いてきてから、買いエントリーをすることになります。
半自動EAの「Trend Line EX」があれば、斜め切り下げラインを引いておいて、これを上抜けたら自動で買い、切り上げラインを割ったら自動決済という、放置型のトレードができます。
※「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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