なぜですか?人気FX本「なぜ鹿子木式は銀行預金より安全で、不動産投資より稼ぐのか?」の筆者、鹿子木健さんにインタビュー
Amazonランキング総合3位を獲得、投資・金融・会社経営カテゴリで1位を獲得したFX書籍「なぜ鹿子木式は銀行預金より安全で、不動産投資より稼ぐのか?」(雷鳥社)。とてもキャッチーなタイトルで、数ある一般的なFX本とは一線を画した内容になっています。この書籍が生まれた背景、書籍で紹介されている手法「ミッション001」のコツ、投資初心者の方へ向けたアドバイスなど、筆者の鹿子木健さんに話を伺いました。
●聞き手:蛯沢路彦(FX攻略.com編集部)
●文字数:7398文字(見出し含む)
鹿子木健(かなこぎ・けん)プロフィール
株式会社メデュ 代表取締役。1974年熊本県生まれ。延辺大学文学部比較言語学科(中国)卒。中国では10年以上にわたって教育ビジネスに従事。不動産、株式、為替などの投資歴は14年。ファイナンシャルプランナー。
公式サイト:鹿子木健公式ブログ
twitter:https://twitter.com/kanakogiken
FXはローリスクでも増えていく
編集部 「なぜ鹿子木式は銀行預金より安全で、不動産投資より稼ぐのか?」(雷鳥社)という書籍を、2017年6月に発行されています。拝読して、一般的なFXの書籍とは一線を画しているなと感じまして、ぜひインタビューさせていただければと思っていました。まずはこの書籍について、どんな想いから、筆を執ったのでしょうか?
鹿子木 私がFXを始めたばかりのころ、FXに関する本を沢山読んだんですけれど、手法に関する本とか、テクニカルやファンダメンタルズに関する本はあったんですが、ローリスクで手堅く利益を出していくというコンセプトのものに出会ったことなかったんです。
私の出発点は、FXで勝とうというのではなく、どうやったらお金をより安全に、より効率的に増やしていけるかというところでした。なので、FXを道具として捉えていて、どうやったら未経験者でも使いこなせるかという観点で、いろいろな情報収集や勉強をしたんです。でも、なかなかそういった情報に出会うことできませんでした。そうした経験があったものですから、こういうコンセプトの本があれば役に立つのではないか、ということで筆を執りました。
編集部 ずばり、一番伝えたいことは何ですか?
鹿子木 FXはローリスクでも増えていくんですよっていうことですね。一般的にはレバレッジをかけて、リスクを取っていくというイメージがあるんですけれども。そういうことをしなくても、極端な話、レバレッジ1倍でもお金は増えてきます。1倍は外貨預金と同じで、長期でずっと持ってなければいけないんですけれど、FXの場合は良いところで入って良いところで出れば、大きな利益になるんですね。それを知っていただきたいです。レバレッジを上げてトレードしなくても、複利で時間を味方につければ、証拠金が2倍3倍になっていくんだということを、お伝えしたかったです。
編集部 前書きを読みますと、「勝ちパターンを体得していただくことが重要」とお書きになられています。これはどういうことでしょうか?
よろしいですか?