「見える化インジケータ」の活用(その124)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でGBPJPYを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、London版を使いました。
上半分は、GBPJPYの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです。橙色太線のグラフがGBPJPY に相当します。
木曜日に、GBPJPY がグラフ群を下に抜けてきたので売りエントリーします。当日、底を打って反転した所で決済します。約390pipsの利益が得られました。「8CP見える化インジケータ」で、最も動きの大きい通貨ペアの動きに注目するだけで、効率的なトレードをすることができます。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2023年12月7日23:41(JST) のスクリーンショットです。
Total数値の降順に並び替えています。最も下の行にあるCHFJPYは、D1を除く全時間足で赤色になっていて、Total数値が-6008.24と極端に大きいマイナスの数字になっています。CHFJPYに極端な下降トレンドが発生していることを示しています。
では、CHFJPYのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。下降トレンドの途中、急角度で下落している所を捉えています。ここから売り、底で決済しとすれば、約430pipsの利益が得られました。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 一昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
通貨強弱チャートの方向性が継続するのであれば、今後EURJPYはさらに下落する見込みです。
予想通り、下落しました。
30分足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。JPYが異常に上に乖離しています。JPYとEURは収束方向に向かっているので、今後、EURJPYは上昇するものと考えられます。
4. 全通貨ペアから天底を探し、トレンド戦略を立てる(ターゲットはNZDCHF)
2505「天底Searchインジケータ」を使い、大底に位置する通貨ペアとしてNZDCHFを選択しました。大底からの上昇を狙います。
①、②、③の切り下げラインを上抜けしたら買い、上昇トレンドラインを割り込んだら決済を繰り返してきました。①で40pips、②で60pips、合計で100pipsの利益を既に得ています。③で買ったポジションですが、上昇トレンドラインを割り込んできたので、決済しました。確定利益は58pipsです。
今後も、買いだけに注目して、トレードを続けて行きましょう。
4時間足の通貨強弱チャートを参照します。
赤紫色がCHF、橙色がNZDです。NZDもCHFも下向きですが、NZDのほうがCHFよりも下向き傾向が強いので、NZDCHFはやや下降気味です。しかし、今後はNZDが上に、CHFが下に乖離してくると予想されますので、NZDCHFは上昇すると見て良いでしょう。
半自動EAの「Trend Line EX」があれば、斜め切り下げラインを引いておいて、これを上抜けたら自動で買い、切り上げラインを割ったら自動決済という、放置型のトレードができます。
※「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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