2/21(水)EAを作る手順をお教えします
EA開発者の令和のだぶるいーです。
今回は私の「EAを作る手順」をお教えします。
EAのロジックはブラックボックスですが、
それだとEAに関して不安ばかりになってしまい、
安心して使う事が難しい事になるので、
「EAを作る手順」をお教えする事により、
ユーザーの皆さんには少しでも、
EAに馴染みを持って頂けましたら幸いです。
◾️そもそも私は元々は裁量トレーダーだった
私のEAは「裁量トレード手法ベース」です。
私が目指すEAは、
「裁量トレード手法ベース」で、
「現実的に理屈が通っていて」
「理に適っているロジック構築」
という事になります。
なので、
「単なる数字合わせ」で
何だかテクニカルを組み合わせて
パラメーターを最適化したら右肩上がりになった!
…でも理由は分かりません!
という作り方はしません。
以下は、
過去の個人的なメルマガで書いた内容です。
令和のだぶるいーです。
僕の場合のEAを作る手順のうちの1つをお教えします。
簡単に言うと
①裁量時代のノウハウを活かす
②なるべく生の値動きをチャートを開いて見る
まず僕は裁量トレーダー上がりなので
チャートを見る時間を増やす事が大切になってきます。
「同じようなチャートパターン」は良く現れるけど
過去と全く同じではないので
少しでも違うと、
また新しい発想が生まれたりします。
そして、少しでも思い付いたらEA化して検証します。
その時に見ていたチャート以外にも、
様々な通貨ペア・時間足で試してみます。
という事で基本は裁量ベースで理に敵った手法から始まります。
また、EA化して検証して初めて使える・使えないの経験値が高まる事もあります。
思い付いた時には、20年分もチャートを見て確認しようものなら途方もない時間がかかってしまうので、
そこはEAが得意な分野なので、任せます。
大雑把な流れとしては、
ロジックを作ってパラメーターを最適化して最後にTPやSLなど固定pips決済のパラメーターを調整します。
そう、TPやSLは一番最後に調整します。
あくまでもロジックありき、です。
「TPは50pipsで~SLは25pipsで~」などと
一番先に設定してから後でロジックを組み立てて
右肩上がりのEAを作れた試しがありません。
意外に思うかも知れませんが、
3pips利確とかにしても右肩下がりになります。
わずか3pipsで利確するにしても、です。
これは、
リーマンショックの1ドル150円の時の高ボラ相場から
2011年付近の1ドル75円の時の低ボラ相場まで、
色々な相場環境がある中で、
全ての期間で一律固定pipsで勝てる訳は無いからです。
なので、固定pipsパラメーターをいじるのは本当に一番最後で、
あくまでも味付け程度で行ってます。
まずはロジックにこだわって開発しているという感じです。
ではまた!
よろしいですか?