「見える化インジケータ」の活用(その135)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でAUDCADを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、NewYork版を使いました。
上半分は、AUDCADの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです、赤紫色太線のグラフがAUDCAD に相当します。
火曜日に、AUDCAD が他のグラフを上抜けて乖離してきたので、買いエントリーします。当日決済で、約65pipsの利益が得られました。
「8CP見える化インジケータ」で、最も動きの大きい通貨ペアの動きに注目するだけで、効率的なトレードをすることができます。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2024年2月20日17:43(JST) のスクリーンショットです。
Total数値の降順に並び替えています。最も上の行にあるNZDCHFは、全ての時間足で青色系の表示色になっていて、Total数値が
2357.61と大きなプラスの数字になっています。NZDCHFに上昇トレンドが発生していることを示しています。
では、NZDCHFのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。急上昇している所を捉えています。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 2021年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
JPYはやや上向きになり、EURはやや下向きになっています。あまり方向感の無いチャートですが、EURJPYはやや下がるだろうと考えられます。
予想通り、月曜日にやや下げました。全体の流れが上昇傾向にあるので、その後は上昇しています。
30分足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。JPYもEURもほぼ水平方向になっています。方向感の無いチャートなので、方向性が掴めません。
4. 全通貨ペアから天底を探し、トレンド戦略を立てる(ターゲットはNZDCHF)
2505「天底Searchインジケータ」を使い、大底に位置する通貨ペアとしてNZDCHFを選択しました。大底からの上昇を狙っています。
⑥の切り下げラインを上抜けしたので、買いポジションを建てました。現在の含み益は約185pipsになっています。(先週は120pipsでした。)長期時間足で見るとレジスタンスラインに当たっているので、ここで利確して良いでしょう。
もちろん、「Trend Line EX」を使って、上昇トレンドラインを割ってくるまで保有しても良いと思います。
相場格言の「利食い千人力」に従い利確するのが、やはり正解のようです。
4時間足の通貨強弱チャートを参照します。
赤紫色がCHF、橙色がNZDです。NZDはやや上向きで、CHFはやや下向きです。そろそろ、NZDとCHFの乖離が収まってくるものと想定されますので、「早めに利確して良し」とします。もちろん、まだもう少しだけ伸びるだろうという見方もできるので、その辺りは投資家の判断によります。
通常のFXチャートと、通貨強弱チャートを同時に見比べることで、トレンドの方向性が、はっきり「見える化」されます。
半自動EAの「Trend Line EX」があれば、斜め切り下げラインを引いておいて、これを上抜けたら自動で買い、切り上げラインを割ったら自動決済という、放置型のトレードができます。
※「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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