「見える化インジケータ」の活用(その136)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でNZDUSDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、NZDUSDの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです、水色太線のグラフがNZDUSD に相当します。
水曜日に、NZDUSD が他のグラフを下抜けて乖離してきたので、売りエントリーします。当日決済で、約60pipsの利益が得られました。
「8CP見える化インジケータ」で、最も動きの大きい通貨ペアの動きに注目するだけで、効率的なトレードをすることができます。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2024年2月28日11:15(JST) のスクリーンショットです。
通貨ペアの名前順に並んでいます。下から5番目のNZDJPYは、全ての時間足で赤色系の表示色になっていて、Total数値が -3289.27と大きなマイナスの数字になっています。NZDJPYに大きな下降トレンドが発生していることを示しています。
では、NZDJPYのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。急下落している所を捉えています。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 2021年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
JPYもEURもほぼ水平方向になっています。方向感の無いチャートなので、方向性が掴めません。
今まで、上昇トレンド状態だったのが、上値を抑えられてレンジ状態に推移しているようです。
30分足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。JPYもEURもほぼ水平方向になっています。方向感の無いチャートなので、方向性が掴めません。
4. 全通貨ペアから天底を探し、トレンド戦略を立てる(ターゲットはNZDCHF)
2505「天底Searchインジケータ」を使い、大底に位置する通貨ペアとしてNZDCHFを選択しました。大底からの上昇を狙っています。
⑥の切り下げラインを上抜けしたので、買いポジションを建てました。先週、含み益が約185pipsになったので、利確しました。
「Trend Line EX」を使って、⑦の上昇トレンドラインを割ってくるまで保有した場合は、約170pipsでした。結果論ですが、相場格言の「利食い千人力」に従って手堅く利確するのが、やはり正解でした。
4時間足の通貨強弱チャートを参照します。
赤紫色がCHF、橙色がNZDです。NZDもCHFもどちらも下向きになっています。です。はっきりしたトレンド傾向が出ていないので、ポジションを建てずに様子見になります。
通常のFXチャートと、通貨強弱チャートを同時に見比べることで、トレンドの方向性が、はっきり「見える化」されます。
半自動EAの「Trend Line EX」があれば、斜め切り下げラインを引いておいて、これを上抜けたら自動で買い、切り上げラインを割ったら自動決済という、放置型のトレードができます。
※「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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