入手したビットコインはどこに保存/保管するのか?前編(第9回)
連載コラム:ゼロからはじめる仮想通貨トレード:第9回
お札や硬貨のないデジタル通貨であるビットコイン、買ったりもらったりしたものはどこに保存(保管)しておくのでしょうか?
取引所に預けておく
ビットコインや仮想通貨を取引所で買ったなら、そのまま取引所に保管し預けておくことができます。おそらくそれが一般的になってくると思います。 しかし、カウンターパーティリスク(取引所が破綻するなどして損失を被るリスク)を警戒するユーザーは特に日々トレーディングをしないのであれば、独自の「ウォレット」に送金して保管しておく傾向が強いようです。
これはマウントゴックスからの教訓でもあると思います。私はその当時のことを知りませんが、クリプト投資の場合、「投資は自己責任」という言葉に「保管も自己責任」という言葉を加えた方が良さそうです。
もし取引所に保管したままにする場合でも、取引所が最低でもコールドウォレットを採用しているかどうかを確認しておいたほうがいいと思います。
コールドウォレットとは?
(取引所が)預かったビットコインなどのクリプト資産/仮想通貨をネットに接続していない完全なオフラインの環境で保管する仕組みです。
それにより悪意のある人間がサーバーに攻撃を仕掛け、資産を盗むことが不可能になります。
破綻したマウントゴックスは完全なオフライン状況でコールドウォレットを管理しておらず、安全性が確保されていなかったんですね。ただ…自作自演だったという話もありますけど…。
国内の取引所については前回の記事で紹介していますので参考にしてください。
海外の取引所で有名なのは?
最も有名で最も取引量の多い取引所はアメリカ/デラウェア州で運営される「POLONIEX(ポロニエックス)」というところになります。ここではビットコインだけではなく、アルトコインやビットコイン2.0などと呼ばれるその他のクリプトの取引が可能です。
現物取引だけでなく証拠金取引も出来るようになっています。 日本の取引所では取り扱われていないが有望なクリプトって実はいくつもあるんです(そうでないものの方がたくさんありますが…)
それらについてはクリプト投資がいかにエキサイティングでワクワクするものなのかがさらに増す内容になりますが、また別の回にて1つづつ詳細を書いていきますのでお楽しみに。 次回、後編では「ウォレット」で保管することとその種類について書きます!
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