話題沸騰の「グルグルトレイン」開発者・川崎ドルえもんさんに独占インタビュー
今、話題の「グルグルトレイン」、略して「グルトレ」を知っていますか?
相場の上げ下げから自動的に利益が生まれることを狙った、リピート系シストレの最新理論です。グルトレでは、相場に網の目のように注文を仕掛けつつ、サポートという概念のポジションを併せ持つことで、ほとんどの相場展開で利益が出る優れもののシステムです。
FX業界の重鎮、羊飼いさんも絶賛のそんなグルトレですが、開発者、川崎ドルえもんさんとのコンタクトに成功!初めてのインタビューが実現しました。グルトレ開発に至った経緯や初心者でも分かる設定方法、今後の展望などについて、赤裸々に語っていただいた注目のインタビューです!
●聞き手:鹿内武蔵(FX攻略.com編集部)
※上の写真、右が川崎ドルえもんさん、左が編集部・鹿内です
グルグルトレインとは?
編集部・鹿内(以下、鹿内) 川崎ドルえもんさんが開発した「グルグルトレイン」が、加速度的に人気になっています。ツイッターでよく見かけるなとは思っていたんですが、最近はリアルの現場、FX会社の方から質問されることも増えてきました。そんなグルトレは、簡単にいうとどんな手法なんでしょうか?
川崎ドルえもん(以下、川崎) リピート系のシステムトレードですね。僕はもともと裁量トレードで4年ぐらいやっていたんですけど、全然うまくいかなかった経験があります。裁量ですと、どうしても自分の気持ちが入ったり、仕事中に気になったりして、なかなか本業が手につかなくなるということが多かったんです。それではいけないので、仕事に支障をきたさずにもっと楽に儲かる方法はないかといろいろと試していくうちに、「くるくるワイド」というシステムトレードの手法を解説した書籍(『FXくるくるワイド投資術』日本実業出版社)があることを知りました。それを勉強したんですけど、システムトレードとはいっても、裁量の占める部分が大きいと感じました。そこで裁量の割合をもっと減らすにはどうしたら良いだろうと考えて作ったのが、グルグルトレインなんです。簡単にいうと、「子本体」の両建てのリピートと、「サポート」のナンピンで構成されます。
グルグルトレインは、子本体ロングと、子本体ショート、そしてサポートロングを組み合わせた「1円グルグルトレイン」を最小単位とし、これを想定レンジに連結して仕掛ける手法です。子本体はリピートさせる一方、サポートはグルトレを終了するまで決済しません。グルグルとリピートする注文を、鉄道車両のように連結させることから、グルグルトレインと名付けられています。
鹿内 子本体を両建てにして、リピートさせる。それとは別にサポートという注文も建てる。ドルえもんさんが書かれた電子書籍『底辺高校卒業生が教えるFXトレード新手法【グルグルトレイン】』によると、これが基本構図ですよね。
川崎 そうですね。例えば、これから価格が上がると思って買いのグルトレを始めたとします。予想通りに上昇すれば単純に儲かります。それと、思うように上がらなくて結局レンジだったというときにも儲かります。さらに、上がると思ったのに下がってしまった場合でも、スタートから逆行した3分の2まで戻ってくれば、損がなくなってプラスに転じます。
鹿内 さまざまな値動きの展開が起きても、儲かると。
川崎 はい。逆行すると評価損益がマイナスになる期間はありますけど、最終的に終了するときには評価損益がプラスになっている状態に持って行けます。そして、放置できるシステムになっていますので、グルトレを始めてしまえばやることは毎朝5分ほど仕掛けをチェックするだけになります。
鹿内 既存のリピート系シストレよりも利益にできる展開が増えた、みたいな解釈でよろしいですか。
川崎 そうですね。一般的なリピート系はレンジだと稼げるんですけど、逆行したトレンドが発生すると、どうしても損失をたくさん抱え込んでしまって、リカバーできない状態になってしまうこともあります。でもグルトレは、逆行した場合はもちろん含み損を抱えますけど、資金管理のルールを守りつつレートが戻るのを待てば、将来的にプラスになります。
鹿内 一般的なリピート系の弱点を改善しているんですね。ところで両建てをするのって、どのあたりから発想が生まれてきたんですか?
川崎 基本的に相場って、上がると思っていても下がるし、自分の思惑通りには動かないですよね。裁量で上がると思ってエントリーしても、1pipも下がらずに上がっていくことってないじゃないですか。それって結構ストレスですよね。だからもう予想するのは止めて、価格がどっちに動いても良いように両建てにしました。
鹿内 グルトレを開発するにあたって、パソコンやエクセルではなく、手書きでシミュレーションしたそうですね。数学の分野がお好きなんですか?
川崎 そうですね。数学だけが取り柄って感じでした。でも僕はパソコンに疎くて、理系といっても図形が好きなタイプだったので、シミュレーションは図形を書くような感じで行いました。パソコンを覚えるよりは、手と電卓でやった方が早いかなって。それで何円上がったら、何円逆行したら、利益はいくらになるかってパターンを、しらみつぶしに計算していきました。
鹿内 並々ならぬ研究の成果なんですね。ところで、先ほどの説明にありましたが、スタートから価格が逆行しても、3分の2まで戻ってくるとチャラになる、という部分。その理屈を、数学に明るくない人のために、なるべく易しく教えてくれますか。
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