「見える化インジケータ」の活用（その140）

1. 「２８通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ

「８CP見える化インジケータ」でCHFJPY描く

「８CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、NewYork版を使いました。

上半分は、CHFJPYの15分足チャートです。下半分は、「８CP見える化インジケータ」によるものです、青色太線のグラフがCHFJPY に相当します。

月曜日に、CHFJPY が他のグラフを下抜けて乖離してきたので、売りエントリーします。水曜日に決済して、約180pipsの利益が得られました。

「８CP見える化インジケータ」で、最も動きの大きい通貨ペアの動きに注目するだけで、効率的なトレードをすることができます。

2. Best Selectインジケータを使ってみる

下の図は、2024年3月27日19:38（JST）のスクリーンショットです。

[Total]数値の降順に並んでいます。1番下の行目のCHFJPYは、全ての時間足で赤色の表示色になっていて、Total数値が -3071.04と大きなマイナスの数字になっています。CHFJPYに下降トレンドが発生していることを示しています。

では、CHFJPYのチャートを見てみましょう。

赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。急下落している所を捉えています。

「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。

「28通貨ペアBest Selectインジケータ」

https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128

3. 2021年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった？

2021年5月からEURJPYの動きを追っています。

全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。

前回は、次のように書きました。

JPYはほぼ水平、EURは下落しているので、EURJPYは下落することになります。

やはり、やや下落気味のようです。

30分足の通貨強弱チャートです。

ピンク色がEUR、緑色がJPYです。JPYもEURもほぼ水平方向に向いています。通貨強弱としてはJPY>EURで、EURがJYPよりやや下向きになっているので、EURJPYはやや下落傾向になります。

4. 新しい２つのインジケータがリリースされました。（再掲）
「とれとれインジケータ」と「とれとれ28CP_Selectインジケータ」です。

これらは、相場を波動とみなし、収束／拡散の繰り返しの中から、収束から拡散に向かう方向のみトレードをする（それ以外の時間はトレードをしない）という考えをもとに作成されたものです。

5. 「とれとれインジケータ」と「とれとれ28CP_Selectインジケータ」を使用したトレード事例

　使い方は、まず「とれとれ28CP_Selectインジケータ」で、28通貨ペアの中で、長期時間足で、最も収束状態にある通貨ペアを探します。さらに、短期時間足でカラーが赤または青になっている通貨ペアを選択します。
　次に、「とれとれインジケータ」で、収束から拡散に向かうタイミングでトレードを開始します。

（１）EURUSD

EURUSDを選択して、売り方向にトレードします。トレーダーには、半自動EAの「TrendLine-EX」を使いました。

　短期時間足で、売り方向の圧力が強いので、自動エントリーして直ぐに含み益になっています。

「TrendLine-EX」では、水平線の利確ラインに加えて、斜めの利確ライン、SLを建て値に設定する機能があるので、これをONにして、後は放置しておくだけで良いのです。これで、「負け無しのトレード」になります。