フィリー指数予想上振れ・ウィリアムズNY連銀総裁タカ派発言で、ドル円堅調。
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【4/18相場概況】
東京時間、ドル円は時間外の米10年債利回り低下を受け、神田財務官が「為替の過度な変動や無秩序な動きは経済金融に悪影響」等の発言で一時153.95円まで下押しとなった。しかし、G7における声明文の中で、為替に関する事項は後半に付け足された内容であることがわかると、ドル円は154.30円台まで買い戻された。欧州時間、ドル円は154円台前半で小動き。NY時間、4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(フィリー指数)が予想を大きく上振れると、米10年債利回りの上昇とともにドル円は154.68円まで上昇。また、ウィリアムズ米NY連銀総裁が「利下げの緊急性は感じていない」「利上げは私の基本的な予想ではないが、データが要求するならFRBは利上げするだろう」などと発言し、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「米国のインフレは高すぎる」「2%へのインフレ低下の道のりは緩慢で険しい」「年末に近づくまで利下げに踏み切ることは適切ではない」などと発言と、米要人のタカ派発言でドル円は堅調。
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