「見える化インジケータ」の活用(その145)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でUSDJPYを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、London版を使いました。
上半分は、USDJPYの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです、緑色太線のグラフがUSDJPY に相当します。
2回の為替介入の影響が、通貨強弱チャートにもしっかり現れています。それぞれ約400pips以上下落しているので、下落の初動から捉えれば、十分利益が得られたことになります。
「8CP見える化インジケータ」は、最も動きの大きい通貨ペアの動きに注目するだけで、効率的なトレードをすることができます。
もし、「TrendLine-EX」を使っていれば、予め仕掛けておくことができました。「TrendLine-EX」トレンドライン下抜けで自動売り、トレンドライン上抜けで自動決済ということができる半自動のEAです。
※お勧めのインジケータ
半自動EAの「Trend Line EX」があれば、斜め切り下げラインを引いておいて、これを上抜けたら自動で買い、切り上げラインを割ったら自動決済という、放置型のトレードができます。
「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2024年4月29日10:35(JST) のスクリーンショットです。
[Total]数値の降順に並んでいます。一番上の行にあるAUDJPYは、全ての時間足で青色になっています。しかもTotal数値が 8700.71と大きなプラスの数字になっています。Total数値で8700など、通常では有りえない値になっています。異常な為替変動があったことを示唆しています。
では、AUDJPYのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。ここは上髭になっていて一時的に急騰しています。この後に日銀の為替介入があり、AUDJPYは急落しました。数値があまりにも異常な場合は、安易に飛び乗らずに何かあるなと身構えた方がよいでしょう。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 2021年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
通貨強弱の点から眺めると、EURの強さは変わっていないのに対して、JPYが急激に弱くなったことが認められます。今後もEUR>JPYなので、EURJPYの上昇傾向は継続するものと考えられます。
月曜日は、先々週からの上昇が継続して急角度で上げてきましたが、その後の為替介入により、2段下落して、元の水準に戻ってきました。
30分足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。為替介入の影響で、JPYは一時的に強くなりましたが、限定的であり、既に下落してきています。一方EURは上向きになっているので、今後EURJPYは上昇すると考えられます。
4. 新しい2つのインジケータがリリースされました。
「とれとれインジケータ」と「とれとれ28CP_Selectインジケータ」です。
これらは、相場を波動とみなし、収束/拡散の繰り返しの中から、収束から拡散に向かう方向のみトレードをする(それ以外の時間はトレードをしない)という考えをもとに作成されたものです。
商品ページは、以下をご覧ください。
「とれとれインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/50115
「とれとれ28CP_Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/50203
5.
「とれとれインジケータ」を使用したトレード事例(NZDUSD)
NZDUSDの15分足に「とれとれインジケータ」を導入します。インジケータのメイン線が、十分に収束するのを待ってから、トレードを開始します。メイン線の色が赤なら売り、青なら買いです。
「とれとれインジケータ」のメイン線が収束した所が、絶好のエントリーポイントになります。チャネルラインを下抜けしたポイントと、「とれとれインジケータ」の収束部分が見事に一致しています。色が赤なので、ここで売れば、約70pipsの利益になります。次に、切り下げラインを上抜けした所と、「とれとれインジケータ」の収束部分が綺麗に一致しています。収束後のカラーが青に変わったので買いエントリーします。絶好の押し目買いができて、約120pipsの利益になります。合計で190pipsの利益が「とれとれインジケータ」で「とれ」たことになります。
6.
お勧めのインジケータ
「8C通貨強弱見える化インジケータ」は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
【私の出品中の商品】
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