「見える化インジケータ」の活用(その146)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でUSDJPYを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、London版を使いました。
上半分は、USDJPYの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです、緑色太線のグラフがUSDJPY に相当します。
先々週の為替介入の影響で、一旦は円高方向に振れたUSDJPYでしたが、本質的なJPYの弱さはなんとも変え難く、ジワジワと円安方向に戻ってきました。こういう局面では、USDJPYの買いポジションを持っているだけで、含み益が自然に膨らんで行きます。安心してUSDJPYの「買い」ができる、相場状況でした。
「8CP見える化インジケータ」の通常の使い方であれば、他の通貨ペアチャートから乖離して上抜けしたポイントを狙うのですが、今回のような事例では、ゼロラインを上抜けしたポイントから、もっと早く買いポジションを持つこともできました。どちらにしても、余裕で100pips以上の利益を手にすることができます。
あるいは、サポレジラインに相当する水平線を1本引くだけで、「サポレジラインを上抜け」したら買いが実行できます。この場合なら、約290pipsの利益になります。
為替介入などの人為的な動きに対しては、必ず元に戻る動きが発生します。特にファンダメンタルズで、円安が避けられない状況にあるので、ドル円の戻りをUSDJPYの買いでトレードする事は、理にかなっています。為替介入があったことをニュースで知った後からでも、十分に相場から利益を上げることができるわけです。
もし、「TrendLine-EX」を使っていれば、予め仕掛けておくことができました。「TrendLine-EX」トレンドライン下抜けで自動売り、トレンドライン上抜けで自動決済ということができる半自動のEAです。
※お勧めのインジケータ
半自動EAの「Trend Line EX」があれば、斜め切り下げラインを引いておいて、これを上抜けたら自動で買い、切り上げラインを割ったら自動決済という、放置型のトレードができます。
「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2024年5月9日21:43(JST) のスクリーンショットです。
[Total]数値の降順に並んでいます。一番上の行にあるAUDUSDは、全ての時間足で青色になっています。しかもTotal数値が 2498.91と大きなプラスの数字になっています。AUDUSDに上昇トレンドが発生していることを示しています。
では、AUDUSDのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。しっかりと急騰しています。直近高値を超えてから、買いトレードをしたと仮定して約40pipsの利益が得られました。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 2021年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
為替介入の影響で、JPYは一時的に強くなりましたが、限定的であり、既に下落してきています。一方EURは上向きになっているので、今後EURJPYは上昇すると考えられます。
予想した通り、ダラダラと上昇を続けています。月曜の朝から買えば、週末までに約330pipsの利益になりました。
30分足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。為替介入の影響で、JPYは一時的に最も強い通貨になりましたが、この状態がいつまでも続くはずもなく、下落して、元々の最も弱い通貨に戻っています。その後JPYは、やや上向きになり、EURはやや下向きになっているので、今後のEURJPYは、頭打ちとなり、少し下方向に向かうと考えられます。
4. 新しい2つのインジケータがリリースされました。
「とれとれインジケータ」と「とれとれ28CP_Selectインジケータ」です。
これらは、相場を波動とみなし、収束/拡散の繰り返しの中から、収束から拡散に向かう方向のみトレードをする(それ以外の時間はトレードをしない)という考えをもとに作成されたものです。
商品ページは、以下をご覧ください。
「とれとれインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/50115
「とれとれ28CP_Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/50203
5.
「とれとれインジケータ」を使用したトレード事例(GOLD)
GOLDの15分足に「とれとれインジケータ」を導入します。インジケータのメイン線が、十分に収束するのを待ってから、トレードを開始します。メイン線の色が赤なら売り、青なら買いです。
「とれとれインジケータ」のメイン線が収束してくるまで待ちます。収束後、拡散に向かう所が、絶好のエントリーポイントになります。インジケータの色が赤に変われば売り、青なら買いです。上の図のGOLDでは、長期時間足のトレンドが上昇方向なので、買いだけに注目しても良いです。2回の買いポイントでトレードするだけで、150pips+550pips合計で700pipsの利益になりました。
GOLDは、ボラティリティが大きいので、伸びる所だけ狙うだけで、結構な利益に繋がります。
6.
「とれとれインジケータ」を使用したトレード事例(AUDUSD)
AUDUSDの15分足に「とれとれインジケータ」を導入します。インジケータのメイン線が、十分に収束するのを待ってから、トレードを開始します。
「収束するまで待つ」ことにより、高値掴みなどの無駄なトレードを排除することができる上、厳選したトレードだけにトレード回数を絞ることが可能になります。この事例でも、長期時間足が上昇トレンドなので、買いだけに注目して良いでしょう。一週間に2回だけの厳選買いトレードになります。これだけで、約140pipsの利益になるのです。
7.
お勧めのインジケータ
「8C通貨強弱見える化インジケータ」は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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