「見える化インジケータ」の活用(その148)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でGBPAUDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、GBPAUDの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです、橙色太線のグラフがGBPAUD に相当します。
月曜日と水曜日に、GBPAUDが他のグラフ群から上抜けしてきたので、買いエントリーします。「見える化インジケータ」がピークになったら決済します。70pips+80pipsの合計で約150pipsの利益が得られました。
もし、「TrendLine-EX」を使っていれば、斜めのトレンドライン抜けでエントリーや決済を自動化できます。そのまま放置できるので、楽々のトレードが実現できます。「TrendLine-EX」は、トレンドライン下抜けで自動売り、トレンドライン上抜けで自動決済ということができる半自動のEAです。
※お勧めのインジケータ
半自動EAの「Trend Line EX」があれば、斜め切り下げラインを引いておいて、これを上抜けたら自動で買い、切り上げラインを割ったら自動決済という、放置型のトレードができます。
「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2024年5月22日11:44(JST)
のスクリーンショットです。
[Total]数値の降順に並んでいます。一番上の行にあるNZDJPYは、全ての時間足で青色になっています。しかもTotal数値が 3919.88と大きなプラスの数字になっています。NZDJPYに大きな上昇トレンドが発生していることを示しています。
では、NZDJPYのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。ここで急騰しています。おそらく指標発表などがあったと考えられます。後でチェックしてみると、5月22日の11:00に、RBNZ(ニュージーランド準備銀行)の政策金利発表がありました。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 2021年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
JPYはEURよりも下に位置しているので、通貨としては弱いのですが、方向性としてはJPYがやや上、EURがやや下に向いているので、EURJPYは、やや下げ方向に向かうと考えられます。ただ、基本はEUR>JPYなので、その後、EURJPYは上昇することになるでしょう。
やはり、緩やかですが上昇傾向にあります。
30分足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。JPYはEURよりも下に位置しているので、通貨としては弱いのですが、方向性としてはJPYが少し上に、EURが少し下に向いているので、EURJPYは、上昇が抑えられて、やや下方向に向かうと考えられます。ただ、基本はEUR>JPYなので、その後、EURJPYは上昇することになるでしょう。
4. 新しい2つのインジケータがリリースされました。
「とれとれインジケータ」と「とれとれ28CP_Selectインジケータ」です。
これらは、相場を波動とみなし、収束/拡散の繰り返しの中から、収束から拡散に向かう方向のみトレードをする(それ以外の時間はトレードをしない)という考えをもとに作成されたものです。
AIで作成した紹介動画を「とれとれインジケータ」に追加したので、ご覧ください。
商品ページは、以下をご覧ください。
「とれとれインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/50115
「とれとれ28CP_Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/50203
5.
「とれとれインジケータ」を使用した実際のトレード
下の図は、2024年5月20日09:00に撮影した、「とれとれ28CP_Selectインジケータ」のスクリーンショットです。
この中で、一番上の行にあるEURGBPが28通貨ペアの中で最も収束状態にあることを示しています。しかも、M5、M15、H1が赤色表示になっているので、方向性は下です。
では、チャートを見てみましょう。
赤色下向き中抜き矢印がスクリーンショットを撮影した所です。
下半分が「とれとれインジケータ」です。4箇所の収束ポイントが、絶好の売りポイントになっていることが明らかです。28通貨ペアの中で、EURGBPが最も収束状態にあり、しかも複数の時間足で赤色表示なのですから、ひたすら売りでトレードするだけです。チャートを見ても、右肩下がりの下降トレンド中なので、どこで売っても利益になります。その中でも、「とれとれインジケータ」の収束ポイントで売りポジションを建てることで、相場の流れに乗った、王道のトレードが実現できます。決済は、「とれとれインジケータ」のメイン線が青色に変わった所で、全てのポジションを全決済します。
なお、「TrendLine-EX」を仕掛けておけば、完全放置で利確を待つだけになります。
6.
お勧めのインジケータ
「8C通貨強弱見える化インジケータ」は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
【私の出品中の商品】
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